1軒に二つの顔があるなど、ジャンルの組み合わせが楽しいお店が増えています。違うものが一緒になることで、魅力も倍になりますよ!
布団など大物洗いに訪れるファミリー層も。カフェでは1000円の「プレートセット」が人気。ブレンドコーヒー(M)は450円
洗濯をしている間、カフェで一休み。そんな人の姿も見られる「KYOTO LAUNDRY CAFE」。ですが、オーナーはそれだけにとどまらず、地域の人が気軽に立ち寄って情報交換ができる場所と、この店を位置付けているそう。カフェは朝から夜までの通し営業、毎週金曜日の英会話カフェや各種イベントも開催。集える工夫がいっぱいです。
もともとあった梁(はり)や建具が生かされた店内。コーヒー400円、スコーン(イートイン/1個300円)、本日のケーキ500円
堀川御池の東南という街中ながら、静かな雰囲気が漂うエリア。築100年ほどの町家をリノベーションした「pendulum」には、1960~70年代を中心とした古道具が並びます。食器類が多いのは、「日常的に使えるものを」との思いから。時を経たものに囲まれながら飲むコーヒーは、店主好みの深めの一杯。手作りスコーンと一緒にどうぞ。
扱っているレコードは国内外問わず、オールジャンル。今は日本のシティーポップが人気だとか。コーヒーは、爽やかでフルーティーな浅いりが一押し。本日のドリップコーヒー450円
昨年11月オープン。七条河原町の一角にある「DAVADA COFFEE&RECOR DS」は、アメリカのテーラーのような外観が目を引くレコード店とカフェが融合したお店です。コンセプトは「ポートランドのお金のない若者が始めた店」。そのため、イスなどはあえて中古品を選んでいるんですって。男性はレコード選び、女性はコーヒーで休憩なんていうカップルも多いそうですよ。
古書は、文学からアート系までさまざま。立ち飲みスペースでは、コーヒー560円(ホット)やクラフトビール890円のほか、月替わりのワイングラス560円〜や日本酒グラス700円〜も楽しめます。食べ物の持ち込み可
修学院、白川通沿いにある「ba hütte.」。細長い店内の壁面には、元・書店員の清野さん夫妻が買い集めたという古書がずらり。雑貨も並び、見ているだけで時間を忘れそう。奥にカウンターがあり、昼飲みもOK。駄菓子とサイダーで一休みしていく子どももいるなど、いろんな人の〝場〟や〝バー〟と、店名の〝ba〟には、そんな思いも込められているそうです。