前ページの靴をよりすてきに履きこなす方法を、今度は各店の婦人洋品・雑貨売り場で教えてもらいました。いつもの黒タイツを○○に替えて、コーディネート上手に!
タイツの色は、靴の色の中から選ぶのが基本
赤・ブラウン・プラムのショートブーツ。多色使いの靴は、そのうちの一色とタイツの色を合わせるのが基本です。取り入れやすいのはベースカラーの茶色。一見、勇気がいりそうな編み柄タイツも、靴に使われている色を選べば、脚とブーツの色がつながってすっきりした印象になります。
- 左縦ラインを強調した草花柄と編地のシャドー効果で〝細見せ〟を演出してくれます。挑戦しやすい濃いめのプラム色。参考商品/ワコール
- 右いきなりカラータイツはちょっと…、という人におすすめな無地のブラウン。ブーツの足首の色と同じなので足長効果も期待!(編集部私物)
パンプス合わせの靴下は〝くしゅっ〟と履く
〝パンプス+靴下〟という組み合わせは、世代を超えていまや定番なのだそう。ポイントは、靴下を少しくしゅっとさせて、足首の細い部分を見せること。秋冬物の靴下は丈が長めのものが多いため、伸ばして履くとふくらはぎの一番太いところで止まってしまって太く見えてしまうことも。
- 左靴のベースカラーのダークブラウンとリボンの色に合わせて、濃いめオレンジの靴下を。薄手だけど毛混で暖か。1100円/タビオ
- 右ベロアのような光沢感のある靴下を選ぶとリッチな雰囲気に。ポリウレタン混紡なのでズレにくく、くしゅっとさせやすい。1540円/タビオ
ぺたんこシューズは薄手リブですっきり大人っぽく
ヒールが低めのオペラシューズは、子どもっぽくなってしまわないよう、シンプルなレッグウエアを合わせるのが上級。また、スマートな印象の靴には、薄手の靴下がより似合うのだそう。靴と同系色のタイツと、補色(反対色)の靴下、どちらも足元をすっきり見せるコーディネート。
- 左青みがかったマットなグレーのリブタイツ。靴と同系色ですっきり見える上、合わせるスカートやパンツの色も選ばない万能タイプ。1320円/ジルスチュアート
- 右タッセルの色と合わせた、きれいなマスタードイエローのクルーソックス。エレガントな雰囲気に〝元気〟をプラス。880円/ジルスチュアート
秋冬のモカシンには〝ウオーム感〟で統一を
モカシンシューズには、ウオーム感のあるレッグウエアでイメージをそろえるのがコツ。黒一色の靴は、合わせるタイツやレギンスの色で遊べるのが楽しい。レギンスは、インナーソックスを履くか、素足でも温かいです。
- 左ネイビー+濃いピンクの編み柄の10分丈レギンス。サイドには透かし模様入り。黒の靴にはこんな大胆な組み合わせで遊んでみても。参考商品/ヴィヴィアン・ウエストウッド
- 右千鳥格子の複雑なチェック柄も、インパクトをおさえた色を選べば挑戦しやすい。ベースに靴と同じ黒が入っているので統一感が出ます。参考商品/アナ・スイ
スニーカーには、あえて渋めの靴下をチョイス
ここ数年ブームが継続中のスニーカーを大人世代が履くときは、カジュアルになりすぎないようにしたい。この秋、チェックやアニマルなどの柄物が豊富に登場している靴下は、レッグウエアの中でも特に注目のアイテム。あえて渋めの色柄を選んで、靴とのバランスを取りましょう。
- 左くすんだイエローに茶系の千鳥格子柄の入ったアースカラーの靴下。今年はこんな〝おじさん風〟チェックがおすすめなのだそう。1210円/タビオ
- 右深いグリーンにラメが入った〝渋くて派手〟な靴下を、あえてスニーカーに。大人にこそ似合う組み合わせ。1540円/タビオ
マニッシュなブーティーはソックスで遊ぶ
今年トレンドのチェック柄は、足元から取り入れてみては。ベルト使いやウイングチップがメンズっぽいブーティーは、靴下を合わせやすいデザイン。黒い靴には目を引くような色柄を選ぶのがおすすめとか。ロングスカートやパンツの裾からちらりと見せるのがグッド。
- 左黒にペパーミントブルーのチェックがマニッシュな靴にお似合い。サイドにさりげなく入ったフリルで女性らしさも忘れずに。1760円/ナイガイスタイル
- 右黒と白チェックも、イエローのラメが入ることでこっくりとした深みのある色合いに。足元のオシャレを格上げしてくれます。2750円/ロイヤリティーズ
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