日本酒の酒蔵が立ち並ぶ伏見。「ひやおろし」が出回る10月から、各蔵で蔵開きが行われます。そこで今回は、伏見大手筋商店街の入り口にある京阪「伏見桃山」駅周辺をピックアップ。蔵めぐりの際に立ち寄りたいスポットや雑貨店を紹介します。
ランチセットはサラダ、ドリンク付き。残ったピザは持ち帰り可能です。シェフこだわりの国産窯で、ピザが焼ける様子を見るのも楽しみ
「伏見の水にほれた」というシェフが、今年5月にオープンしたナポリピザ専門店。本場の伝統製法で作る生地は、外側がパリッと、中はもっちりした食感に。ランチセット(1500円・税別)は、ベーシックな「マルゲリータ」、アンチョビーを加えた「ロマーナ」(写真)、チーズたっぷりの「ゴルゴンゾーラ」などから好みのピザを選んで。
自家製シフォンケーキや野菜プリンなど6種類のさまざまな味が楽しめる「スイーツプレート」(1200円)。国産の「和紅茶」(500円)は苦味が少なくやさしい味わい
町家を改装した店内では、京都の旬食材を盛り込んだわっぱ飯と、グルテンフリーの手作りスイーツがいただけます。オーガニックの米粉や野菜などを惜しみなく使用したスイーツは、素材そのもののおいしさ。9月から登場している月替わりの「野菜プリン」(380円)と「季節のシフォンケーキ」(430円)にも注目を。
手前から「出し巻きサンド」(200円)、「抹茶アイスもなか」(白玉・あん入り300円)。「玉屋珈琲店」のオーガニックコーヒー(350円)はサンド、もなかとセットなら50円引きに
大正時代の面影をそのまま残す甘味どころ。店主のおすすめ「抹茶アイスもなか」は、もなかの香ばしさと濃厚な抹茶の風味が自慢です。甘味と並んで人気なのが「出し巻きサンド」。独自配合のだしをたっぷり加えた出し巻きがパンと好相性。どちらもテークアウトできるので、街ブラしながら味わっても。
酒器のほか皿や花器など常時約200点が並ぶ店内。写真手前から、織部ぐい呑(1万800円)、備前ぐい呑(1万7280円)、染付小鮎酒器揃(1万2960円)、丹波彩色灰釉ぐい呑(7560円)※商品は売り切れの場合あり
店内には、陶器、磁器、ガラスなどさまざまな酒器がずらり。酒蔵の一角に店を構える小さな酒器専門店です。日本酒だけではなく、ビアグラスや焼酎にぴったりのぐいのみも。「伏見の作家の作品も多いですよ」と店主。季節に合わせた器の企画展も随時開催。お気に入りの一品を探してみては。