一つの駅を中心に、街歩きスポットを紹介する「ぐるり駅前シリーズ」。今回は、3月に開業したJR「梅小路京都西」駅周辺です。歩いてすぐのところに京都水族館や京都鉄道博物館があって、遊んだ後に一息つけるお店がたくさん。カフェやテークアウトOKのお店を集めました。
左奥から「ソーダ」「アイスティー」。右手前は、私鉄の車両をイメージした「チューチュートレインフルーツ」。子どもにもおすすめのサイズ。「フルーツコフレ」は、右奥4000円、左手前1500円相当
甘い香りに包まれたフルーツ専門店。毎朝、京都市中央卸売市場で仕入れる、新鮮な果物が並びます。
旬のフルーツがたっぷり入った「ソーダ」「アイスティー」(各500円)、果物をシャーベット状にした「チューチュートレインフルーツ」(全5種・250円〜)など、アレンジメニューも。カットフルーツを盛り付けた「フルーツコフレ」(要予約・540円〜)は、まるでアート作品のよう。
テークアウトして、梅小路公園でフルーティーなピクニックもいいですね。
「5月のデザートコース」(2000円)。前菜(右下)は「枇杷の葛湯」、メイン(左上)が「メロンのタルタル山椒のアイスを添えて」と趣向を凝らした一品
4品全てがデザートというコース。神戸や京都、フランスで修業を積んだ店主オリジナルの味に出合えます。
最後まで楽しめるようにと、アミューズの小菓子は甘みを抑えた塩味。温製の前菜のあと、季節のフルーツを使ったメインは2種類から選んで。4品目、漆の器に入った「カヌレ」や「フィナンシェ」は毎朝焼き上げるそう。
コースの内容は毎月変わります。ソムリエでもある店主が選ぶワイン(グラス700円〜)とともに、優雅なひとときを過ごしてみては。
本物のつり革と並んで。お土産にも人気だという「カタカタつりわぱん」。「シュガー」や「ごま」など定番4種と、季節限定味も。今は「ざらめ」味
乗り降りすると揺れる車体は、今にも走り出しそう…。約40年前に全線廃止された「京都市電」。90年以上の歴史を持つ車両が、梅小路公園内にとまっています。
車内にはテーブルやカウンターも。今はカフェになっているのです。並ぶのは、名物の「カタカタつりわぱん」(250円)や「京都美山牛乳ソフトクリーム」(300円)といった、手軽に味わえるメニュー。遠足気分でいかが。
定番「アップルバニラ」(356円)「抹茶と黒豆の甘納豆」(367円)のマフィン。「ゆずハニー」(561円)は爽やかな甘さで飲みやすいと好評。壁のタイルや椅子などは店主こだわりのアンティークだそう
たばこ屋さんだった古民家を改装したカフェが2月にオープン。養蜂メーカーで働いていた店主手作りの、蜂蜜入りマフィンやスコーンが各種そろいます。
主に使われているのはハンガリー産アカシア蜜。あっさりとしていて主張しすぎない甘さが魅力で、生地やフルーツの味が引き立つのだとか。
マフィンは全5、6種類が時間ごとに焼き上げられます。ラインアップは毎日変わるので、どの味が登場するかお楽しみに。