道の駅の隣に新たなホテルがオープン
京都に数多く立つ宿泊施設。京都市中心部以外でも、ホテルに関連したニュースがありますよ。
2020年秋以降、宮津市、京丹波町、南山城村にオープンするのが、世界的に有名な〝マリオットホテル〟。積水ハウス、マリオット・インターナショナルが「フェアフィールド・バイ・マリオット」を開業します。
特徴は道の駅に隣接すること。ホテル開業を受けて、各エリアではこれまで以上に観光に力を入れていこうとの動きがあるようです。
そうした取り組みにあたるのが、京都府による「もうひとつの京都」プロジェクト。京都府企画調整理事付・奥野雄也さんが、「海、森、お茶、竹というエリアを代表するテーマのもと、地域の魅力を発信しています」と教えてくれました。
宮津市を含む京都府北部が〝海の京都〟。各所で味わえる海の幸や、天橋立といった観光スポットをアピールしているのだとか。
京都府中部の〝森の京都〟は、緑に囲まれた自然豊かな地域。
「京丹波町でも、ツアーやイベントのほか、ジビエなどの地元の食材を使ったグルメも人気を集めています」
日本茶の産地として有名な京都府南部は〝お茶の京都〟と呼ばれています。浄瑠璃寺、一休寺などの歴史あるスポットも見どころです。
「新しく宿泊施設ができると、観光客の滞在時間も長くなります。また、〝竹の里・乙訓〟として向日市、長岡京市、大山崎町もPR。京都府内でも地域によってさまざまな特色があるので、各地の良さを観光客に伝えていければと思います」
「有名スポットではないけれど、ぜひ観光客に教えたい」、
そんな場所を読者にアンケート。地元住民ならではの意見が集まりました。