温かなお茶を飲むと、気分も安らぎますね。ひとくちにお茶といっても、その種類はさまざま。今回は日本茶、韓国茶、紅茶といった、こだわりのお茶が味わえる四つのお店を紹介します。おいしさ、奥深さを楽しんでみては。
日本茶に気軽に親しんでほしいとの思いから、昨年夏オープンしたスタンド形式のお店。お茶に使われる茶葉は、京都の老舗茶問屋と共同開発したオリジナルのものだとか。ランクごとに4種がそろう抹茶は、目の前でたててくれます。そのほか、「お点前で作る抹茶ラテ」や「最高品質の煎茶」といったメニューもあり。
●京都市下京区仏光寺通麩屋町東入ル(阪急「河原町」駅から約7分)
●TEL:075(606)5062
●午前10時~午後7時、無休
スリランカのリーフメーカー「ムレスナ」の茶葉を、日本の風土に合わせてブレンドした「ムレスナティー」が飲めるこちら。カフェには30種類以上のフレーバーが用意され、中でもオリジナルの「カカオマロン」が人気だそう。茶葉をたっぷりと使ったリッチな味わいですよ。ドリンクはすべて「ティーフリーサービス」付き。その日おすすめの紅茶(2〜3種類)を試飲できるので、飲み比べてみるのもいいですね。
●宇治市宇治妙楽46-2(JR「宇治」駅から徒歩約7分)※駐車場あり
●TEL:0774(25)3711
●午前11時~午後6時(LO午後5時30分)、月曜休(祝日の場合は営業。翌火曜休)
店主の泉さんが自ら生産農家や問屋へ出向いて仕入れるという茶葉は、煎茶やほうじ茶、釜いり茶などの日本茶が50種ほど。それぞれの個性を味わってほしいと、単一農園、単一品種の〝シングルオリジン〟にこだわっています。「ミルクのような、まろやかさがあるお茶」など、メニューの説明を読んで、どれにしようか迷う楽しみも。いれ方も丁寧に教えてもらえますよ。
●京都市右京区太秦多藪町14-93(嵐電「帷子ノ辻」駅から徒歩約4分)
●TEL:075(432)7564
●午前11時~午後6時、木曜休
「韓国茶は作法にとらわれない庶民のお茶なんです」と店主の鄭(ちょん)さん。植物の根や木の実などを煎じて作るのが特徴とのこと。「農作業の合間に、一息つくために飲むようなイメージのお茶。体が温まり、疲労回復にも良いといわれています」。「韓方茶」「人参(ニンジン)茶」「なつめ茶」など、6~7種類から好みのものをセレクトして。
●京都市中京区寺町丸太町東南角(地下鉄「丸太町」駅から約9分)
●TEL:075(585)5085
●正午~午後6時、火曜休