この夏、向日市で開催される新たなイベントへ。8月25日(土)に「第1回向日市夏祭り!~みんなで踊ろう盆踊り~」が開かれます。盆踊りをはじめ、音楽のステージ、縁日などが楽しめるとか。地元住民が準備を進めていますよ。
祭りの会場は向日神社。盆踊りは午後6時からスタートします。
踊るのは、1980年につくられたという「向日ふるさと音頭」。歌詞には向日神社も盛り込まれている、地域ならではの盆踊りです。
「学校や地元の盆踊り会で親しまれてきた音頭なんです」とは、「向日市夏祭り実行委員会」の実行委員長・桃井友美さん。
「地元住民が踊り方を教えてくれるので、初めての人もぜひ挑戦してください。子どもから高齢者まで、一緒に踊って盛り上がれたらと思います」
子ども向けの「ドラえもん音頭」も踊るそう。親子で輪に入るのもいいですね。
盆踊りのほかにも見どころが。境内中央の舞台「舞楽殿」では、キッズダンス、音楽ライブなどが行われます。
「地域の皆さんがパフォーマンスを発表してくれます。そのほか、地域のマスコットキャラクターとの撮影会や鎮守の森でのクイズラリーといった、子どもが楽しめる企画もありますよ」
かき氷や射的などの屋台は10店以上並ぶ予定。「京都向日市激辛商店街」からも3店舗が出店します。
夏祭りの開催に向けて始めに行動を起こしたのは、桃井さんと同実行委員会の坂早苗さん、長谷川裕子さん。
「きっかけは、私たちが向日市で運営している子ども食堂『さくらきっちん』でした」と桃井さん。活動を通し、親子が集まるイベントを開きたいと思うようになったといいます。
「最近では地域のつながりが薄れ、行事も減っています。向日市には大きな夏祭りがなかったので、親子でにぎやかな時間を共有する機会をつくろうと動き出しました」(桃井さん)
3人は、イベントについて向日市社会福祉協議会の木下博史さんに相談。木下さんとともに、市民グル―プ「まちづくり市民の会」の吉川正一さん、向日市商工会青年部の櫻井大樹さんなど十数人に呼びかけ、「向日市夏祭り実行委員会」を結成しました。
会場を探す中で問い合わせたのが向日神社。「今年で御鎮座1300年になるので、何かしたいと考えていました」と話す宮司の六人部(むとべ)是継さん、美恵子さん夫婦の思いと結びつき、向日神社での開催が実現することになったのです。
「夏祭りの特徴は、地域住民主体のイベントだということです」と木下さん。桃井さんは「来年以降も続けて、地元に親しまれるイベントになればうれしい」と語っていました。
日時 | 8月25日(土) 午後3時~8時 |
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会場 | 向日神社(向日市向日町北山63、阪急「西向日」駅から徒歩8分) |
問い合わせ | 桃井さん=TEL:070(2299)0654 ※小雨決行、延期の場合は8月26日(日)に開催。雨天時の開催については、当日午前7時までに「向日市夏祭り」のフェイスブック(https://www.facebook.com/muko.natumaturi/)で発表 |