普段何気なく使っている「ひも」。上手に結べず、緩んだりほどけたりしていませんか。簡単で丈夫な結び方・縛り方を紹介します。
※結び方は一例です
数千種類もあると言われる結び方。しっかり結ぶためには、たくさんの結び方の中から、用途に合ったものを選ぶことが大切。
さらに丈夫な結び目を作るためには、輪を二重にすることがポイントです。「二重にすることで輪と輪が摩擦するため、緩みにくくなります」とボーイスカウトの髙橋さん。
指導歴35年。キャンプや災害時に役立つロープの結び方、ロープを使った工作などを子どもたちに教えている。
靴ひも
歩いているうちにほどけてしまいやすい靴ひも。「テグス結び」の一部を応用することで、ほどけにくくなります。
1 | 一回結ぶ | |
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2 | ひもの両端を図のように巻き付ける | |
3 | ちょう結びにする |
紙ごみ
重くてかさばる紙ごみ。手の力だけで縛ろうとすると締め付けが足りず、持ち上げた時に緩みやすくなります。持ち運ぶ時に崩れてしまわないように、手と膝の力を使ってしっかり縛りましょう。
1 | 横に2回ひもを掛ける | |
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2 | 膝で紙の束を押さえつけながら、ひもを引っ張る | |
3 | 縦にも2回ひもを掛ける | |
4 | ひもが交差する部分の一番下に、ひもの端を通し、結ぶ |
自転車の荷台の荷物
滑りやすい自転車用のゴムひも。途中で荷物を落とさないためには、ゴムひもを荷台にしっかり固定するのがコツ。
1 | 十字にひもを掛ける | |
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2 | 輪を作って荷台のでっぱりに引っ掛ける |
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3 | まんべんなくひもを掛け、フックを引っ掛けて完成 |