「ここ、どんなスポット?」
名前を聞いただけでは、何をしているのか、何のための場所か想像できないことってありますよね。今回取り上げるのは、京都市内にあるそんな4カ所のスポット。1面では、そのスポットのヒントとして、外観や敷地内の〝ある一部分〟の写真と立地を紹介。2面で、そのスポットの全容を説明しています。名前の由来も紹介しているので、「なるほど、だから!」と納得できますよ。
レンガ調の駅舎を持つ「トロッコ嵯峨」駅。その前の広場では子どもから大人まで、珍しそうに写真を撮っている姿を見かけます。何を撮っているかというと、上の写真に写っているオブジェ。これは機関車ですね。「19世紀ホール」の前に置かれていますよ。
鴨川沿い、荒神橋を上がった所で目を引く明るいグリーン。「ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川」の看板や旗です。
ゲーテというとまず思い浮かぶのがドイツの作家。建物の中には、外国人も時折入って行きます。このことからも、ドイツと関わる施設と推測できます。
道沿いに植えられた木々が日の光をさえぎり、涼しさも感じられます。
ここは、嵐山にある「十三まいり」で有名な場所。入り口付近に、「電電塔」と書かれた塔と、2人の外国人の銅製の肖像が。一つには、〝トーマス・アルバ・エヂソン〟と書かれています。蓄音機などを発明した、あのエジソンと関係のある場所のようですね。
河原町丸太町を東へ。2筋目を北に向かい、突き当たりを右に。民家が立ち並ぶ通りをさらに北に進むと、左の写真にある石碑が現れます。ここには、「賴山陽(らいさんよう)山紫水明處」の文字が。賴山陽という人物名が大きなヒントになりそうです。石碑の後ろには路地が続き、通りからは建物は見えません。
スポットの紹介は2面で。立地もヒントになるかも