一つの駅を中心に、周辺のスポットを紹介する「ぐるり駅前シリーズ」。今回取り上げるのは、歴史的なスポットが近くに点在するJR「山崎」駅かいわいです。天王山の緑を眺めつつ、避暑気分で周辺を散策しませんか。
高台の住宅街に立つ、大きな木が目印のパン店。店主はお菓子の修業で訪れたフランスでパンのおいしさに出合い、この道へ。フランス仕込みのバゲット(280円)は、気温や湿度によって焼き方を変えているとか。また、裏庭では野菜や果物を栽培。サンドイッチや総菜パンに利用しているそうですよ。
金属製の細い波形の箱に淡水パールを並べたり、小さな花をあしらったり。オリジナルデザインのこれらのアクセサリーは、店内の工房で作られているもの。ヨーロッパの文様などをモチーフにした繊細なものや、重厚感のあるデザインが得意とのことなのでチェックしてみて。イヤリング4320円~。
カラフルなオードブルに、モチモチの生パスタ。地元野菜を使ったコース料理を味わえるこちらのレストランでは、「ジャンルを問わず楽しめるように」と、和、フレンチ、イタリアンと、いろいろなエッセンスを料理に織り交ぜています。「鯛の出汁茶漬け」が登場する特別コース(3000円・ランチのみ)もあるんですよ。
平安時代、神主が長木(ながき)という道具を考案し、エゴマから灯明用の油を作ったことから、〝油の神さま〟と呼ばれる離宮八幡宮。大山崎が製油や油販売の拠点として栄えたきっかけとなった場所です。境内には、「禁門の変」で長州藩の屯所となり、幕府・薩摩連合軍の攻撃を受けて焼失した宝塔の礎石も。歴史ファンも多く訪れる神社です。