伏見と宇治で開かれるイベントを紹介します。今回だけの特別な催しですよ。
演奏会やビンゴゲーム、落語に朗読会も
伏見中央図書館は、今年で30周年。これを記念して、1カ月にわたり複数の会場で、さまざまなイベントが開かれています。すべて入場無料、申し込み不要です。
子どもが対象のイベントは三つ。「本を探せ!図書館ビンゴ」では、指令をクリアしてビンゴを完成させると、特製シールかブックカバー、しおりがもらえます。同日に開かれる「おはなし会」は、絵本を使わずに読み聞かせを実施。「自由に発想しながら、物語の世界にひたってもらえれば」とスタッフ。そして、空気に関する実験や、浮き玉作りを体験できるのが、「科学センターがやってくる! 楽しい実験と手作り工作」です。
大人も子どもも一緒に参加できるイベントは「子ぎつね寄席 学生落語会」。大学生3人が落語を披露します。
「0歳からの絵本コンサート・秋」は赤ちゃんも歓迎とのこと。京都堀川音楽高校の生徒などによる演奏の合間に読み聞かせが行われます。読み聞かせと演奏のコラボレーションもあるそう。
「伏見の桃太郎」や「醍醐の桜」など、伏見に関する5冊が読まれる「朗読会『伏見を聴く』」もあります。
詳細は表参照。
〜これから参加できるイベント〜
スイーツや宇治茶も楽しめる舞台公演へ
毎年、宇治茶に関する演劇公演を行う「山城こみねっと」。今年は、京都府の「お茶の京都」プロジェクトにちなんで、より大規模な企画が用意されています。
作品名は「ここに生きる」。人や物に対するイメージが、頭の中で勝手に膨らんでしまうことに悩む女子高生が主人公。ある日、空き家に入ると、おいしいお茶の作り方を開発しようと奮闘する、江戸時代の農民の世界が見えて…。母と娘の関係や、町の人たちとの交流も、歌やダンスを交えて描かれます。ママさんブラスUjiの生演奏や、山城地域の美しい景色の映像も楽しめますよ。
演じるのは公募により選ばれた25人を含む、小学生~70代のメンバー。
ロビーにも特設コーナーが。山城地域の特産物を使った品々が並ぶのは「スイーツコーナー」。濃茶大福や茶団子、ほうじ茶プリンなどが販売されます。
お茶についてのクイズに挑戦できる「宇治茶クイズ」や、京都の世界遺産の写真が並ぶ「世界遺産コーナー」、宇治茶レディーが冷茶を振る舞う「宇治茶試飲コーナー」も。宇治茶についての知識も深められそう。