家族でお出かけをするなら、親も子も楽しみたいものですね。近場でも、子どもから大人までを対象にしたさまざまな催しが開催されています。いずれも無料なので、気軽に訪れてみては。
臨場感たっぷりの読み聞かせ。聞いていると、親子で物語の世界に入りこめそう。
大山崎町立中央公民館では、4月から毎月第2水曜に、「絵本の読み聞かせ」を始めています。話をするのは、絵本の読み聞かせの活動をしているボランティアサークル「どんぐりん」や、地域文庫「竹の子文庫」「おぐら文庫」の3団体。当日集まった子どもの顔ぶれに合った絵本を読んでくれるのだとか。さらに、その選び方も教えてもらえるので、今後の絵本探しの参考になりそうですね。
「日本最古の歴史書といわれる古事記。でも読んだことはなく、内容もよく知らない」。そんな人もいるのでは。
長岡天満宮の社務所で、昨年からほぼ毎月開かれているこちらのイベント。古事記の内容について、「古事記を楽しむ会」のメンバーが初心者にも分かりやすく、物語の意訳を交えて話してくれます。6月11日(日)は、西暦430年ごろ、履中(りちゅう)天皇などの時代を取り上げる予定だとか。お話の後は百人一首も行われるので、子どもと一緒に参加して。
私たちが日ごろ利用している水道水。どのようにして浄化されているのか、6月10日(土)、6年ぶりに一般公開される「京都府営水道乙訓浄水場」で学びませんか。
浄水処理の一連の過程を見学できるこの日。水道管やポンプ室のある地下80メートルまで、傾斜装置〝インクライン〟で降りるという貴重な体験もできるんですよ(乗車体験は午前11時~午後3時の間、1時間に3回実施。当日先着順・整理券あり)。
ヨーヨーすくいなどのゲームコーナーが設置されるほか、京都府のマスコットキャラクター「まゆまろ」も登場します。
「嵯峨野児童館」では、6月10日(土)に「子ども服交換会」を初開催。児童館で回収している、いらなくなった子ども服(60cm~140cm)やおもちゃ、本を無料で持ち帰ることができるんです。不要な服の持参もOK。子どもが成長して着ることができなくなったお気に入りの服を、誰かに着てもらえるとうれしいですね。
当日は、牛乳パックを使って工作するコーナーや、ごみの分別や捨て方、減量について教えてくれるコーナーもありますよ。