「子どもと一緒に参加OK! ママひとりでも参加OK!」をうたった「ママ oide かふぇ」。昨年12月6日に京都市南青少年活動センターで1回目が開かれました。母親同士がつながる場がまた一つ生まれましたよ。
「わぁ、いい表情!」と盛り上がっているのは、京都市南青少年活動センターのロビーに設けられた親子撮影会のコーナー。子育て支援団体「えむすまいる」によって開催された第1回「ママ oide かふぇ」での様子です。
毎月1回実施され、今回の参加費は300円。飲み物をもらい、ワークショップや特別企画に参加したり。この日は、3組の親子を迎え、ドングリや松ぼっくりが材料のクラフトワークショップが行われていました。
松ぼっくりをきれいにペイントし、接着剤でモールやビーズを貼り付ければ、手のひらサイズのクリスマスツリーが出来上がり! 作業に集中するママの傍らでは、メンバーがごく自然に子どもを抱っこしてあやす姿も見られました。
一方、窓際ではプロカメラマンによる親子撮影会が進行中。床にフワフワのマットが敷かれ、かわいい小物もセットされています。年賀状にも使える写真を撮影、希望者は500円でデータがもらえるのだそう。伏見区から来た伊藤尚美さんは、「『えむすまいる』のブログで知り、参加しました。娘と私、二人で写した写真はあまりないので、うれしいです」と、7カ月になる次女と撮影を楽しんでいましたよ。
2012年に発足した「えむすまいる」は、これまで1年に1回、「ファミリーマルシェ」を開催してきました。昨年の第3回は、約500人が来場する人気ぶりだったそう。
「たくさんの方に来ていただいてやりがいを感じています。ただ、限られた人数で開催しているため、当日はイベントをやり遂げることで精いっぱい。もう少しゆっくりと話を聞いたりできる機会があればと思っていました」とは代表の春田佳世子さん。
そこで企画したのがこのイベント。子育て中のお母さんが気軽に出かけられる憩いの場を提供したい、そしてさまざまな出会いや、子育ての悩みを持っている人の交流の場として育ってほしいと夢はふくらみます。
メンバーの川戸理恵さんも、「決まった友達と、それもたまにしか外出しないママがいます。そういう人にも来てもらい、交流の幅を広げてもらいたいです」と話していました。
今後の開催日や内容はブログ(http://ameblo.jp/to-mi-hi-ky/)やフェイスブックでチェック可。問い合わせは春田さん=TEL:090(3948)6323=へ。