2面での、お互いの「お願いしたいことがあるんです」は、「これからもよろしくお願いします!」というエピソードを紹介。すてきな店員・客に出会ったという読者の声を集めました。1面で登場したでぐじゅんさん、AKさんからのコメントもチェックしてみて。
一人でカフェを営んでいるHAさん。ランチタイムは特に客が集中し、忙しくなるのだとか。
「その状況を察し、ランチタイムを避けて予約などの電話をしてくれるお客さんがいます。お気遣いがとてもうれしいです」
でぐじゅん「コンビニもランチタイムが混むんです。お昼の時間帯を避けてくれるお客さんがいると、混雑時も少し余裕が持てます」
「スーパーのレジで、お金を払う前に『クーポン券はお持ちですか』と聞いてくれた店員さん。出し忘れていたので、おかげで安く買えました」
ついうっかりしていたKKさんにはうれしい一言ですね。ですが、アンケートでは「持っていないから出していないのです。たびたび聞かれるのは面倒」「出そうとしていたときに聞かれるのはちょっと…」という意見も。受け取り方は人それぞれですね。
でぐじゅん「クーポン券やポイントカードの確認は、私も行うようにしています。出し忘れていたり、利用法を知らないお客さんには喜ばれますね」
ちっちさんは総菜店の店員。「どれを買おう」と迷っていた人の接客をしていたところに、新たな来店者が。
「すると、先にいたお客さんが『私は選ぶのにもう少し時間がかかるので、あちらの方を対応してあげて』と言ってくれたんです」。もう一人の客を待たせずに済んだとのことでした。
AK「私もお客さんとして、レジで順番を譲ったり譲られたりしたことがあります。店員からは言いづらいこともあるので、そうした親切が広まるといいですね」
自分に合う服を見つけるための試着。店員とのやりとりが欠かせない場面で、こんな体験をした読者がいます。
「ある服を試着したとき、店員さんがサイズ違いの服も用意してくれていました。気が利いていますよね」とMHさん。
AK「試した服より大きいサイズを持ってこられると、少しショックかも(笑)。でも、自分から店員さんに言うのは恥ずかしいという人には喜ばれそうな気遣いだと思います」
IAさんが働く飲食店にグループ客が来たときのこと。 「奥の席に座っていたお客さんの前に料理を置こうとすると、すっと手を伸ばして受け取ってくれました。何げない気配りですが、店員としては大変助かります」
でぐじゅん「ここまでが店員さんの仕事と線引きせず、状況を見て動いてくれるお客さんがいるとうれしくなります」
店で受けるサービスには、店員ならではの配慮が含まれていることも。接客業を経験している読者は、どんな点を意識しているのでしょう。店のジャンルによって心掛けに違いもみられました。