これからの季節、さっぱりとした料理が恋しくなりますね。そこで、レモンのい~い働きで、香りや味わいがさわやかになっている料理を集めました。これならどんどん食べられるかもしれませんよ。
白いスープの上にきれいに並んだレモンの輪切りは1/2個分。その下にやや細めの自家製麺とチャーシューやネギなどのトッピングが隠れています。このラーメン、鶏ガラなどでダシを取った〝濃厚鶏白湯(ぱいたん)スープ〟にレモンの味が徐々に移って、食べ進めるにつれレモン度が増加。とろ~りとしたスープを麺に絡ませながら、そんな変化も味わって。「檸檬ラーメン」950円。
ムール貝、アサリ、エビと魚介たっぷりのリゾット。口に運ぶと、魚介のコクとともに、レモンの風味がふんわり。その理由はトッピングされたレモンのスライスだけではなく、レモンの皮の細切りが全体に散りばめられているから。さらに仕上げにレモンの香り付きのオリーブオイルを振り掛けて、さわやかさアップです! 「海の幸とレモンのリゾット」1950円。7月31日(日)まで。
最初に感じるのは、奈良漬の独特の香り。その後からやってくるのがレモンの香りとちょっとした苦み、それから、ほんのりと甘み。…甘み? そう、このコロッケには、見えにくいものの刻んだレモンピール(レモンの皮の砂糖漬け)が練り込んであるんです。複雑な味わいの立役者がレモンピールなんですね。「奈良漬けとレモンピールのコロッケ」。好きなコロッケを二つ選べるランチはサラダ付き950円。1個240円(テークアウト可、イートインの場合は1ドリンクオーダーが必要です)。
エビの天ぷらに黄色いソースをつけて食べると、口に広がるのはしっかりとした甘さと酸っぱさ。このソースは、甘酢にたっぷりのレモン果汁を入れて酸味をさらに出したもの。ライム果汁を加えることで、スカッとした口当たりにしているそう。手前にはショウガとゴマで作ったドレッシングも。2種類の味で楽しめます。「海老のレモンソースがけ」1058円(夜のみのメニュー)。