「これ、私が作ったの」。そんな自慢をついしたくなりそうなアイテム作りに地元のスポットでチャレンジを。あなたなら、どんなふうに“自分らしさ”を表現しますか。
透明感があって涼しげな、イタリア製ガラスでできたスプーン。「ガラス工房 nazuna 薺(なずな)」では、こんなスプーンの装飾体験ができます。スプーン本体は用意されているものを使用。持ち手部分の先端に、ガラス玉をバーナーで溶かしながら接着していきます。
この作業の前にも楽しみが。それが色選び。本体のスプーンは5色からチョイス。ガラス玉は好きな色、デザインのものを5つまで選べます。このセレクト次第で派手になったり、シンプルになったり。どんなシーンで使うかをイメージしながら選ぶのもいいかも。
完成品は、当日持ち帰ることができます。
短時間で染色できるようにと「カワバタプリント」が開発した“新万葉染め”で、ストール作りにチャレンジ。
作業自体は、天然の染料を溶かした湯にストールを漬けて染色するだけ(所要時間は1色5分)。醍醐味(だいごみ)は、折ったり絞ったりすることで模様が変わるため、デザインをあれこれと考えること。一度染めたものに別の色を重ねることで、また異なる色みを出せるそう。
持ち帰った後、干して乾燥させれば使用可能。日焼けや冷房対策にも役立ちますね。
繊細な絹糸を通して浮かび上がる優しい光―。「奏絲綴苑(そうしつづれえん)」で、ランプシェードを作りませんか。
ランプシェードの土台は、西陣織を作る過程で行う“糸巻き”の道具である木枠。これを専用の機械に取り付け、3~5色の絹糸を巻き取って完成させます。西陣織の職人が糸を変えるタイミングなどもアドバイスしてくれますよ。
絹糸は150色以上、木枠は4色、さらにLED電球(追加料金要)は赤・白・青・だいだい色など5色あり。これだけの選択肢があれば、色の組み合わせによって個性が発揮できそうですね。
持ち帰り用に箱と袋が用意されています。