「休日、どこに行こうかな」と家族で行けるイベントを探しているなら、こんな〝新顔〟もチェック!2月、3月に行われる2つの催しを紹介します。
梅小路公園のライトアップイベントが、この季節としては初めて実施されます。コンセプトは「森の中の光のかたち」。公園の3エリアで、異なる光の演出が楽しめます。
まずは「京都水族館・大宮入口」。日差しをモチーフに、樹木や足元がやわらかく照らされます。公園内南側の「河原遊び場」では、約2万3000球の発光ダイオード(LED)を使用。河原の冬ホタルをイメージした、幻想的な雰囲気に包まれます。「七条入口広場」は黄金色に染まる、樹木の夕景を連想させる景色に。各エリアを結ぶ沿道には、約250基のあんどんが置かれているので、園内全体が光であふれそう。
初日の2月6日(土)には午後5時よりオープニングイベントとして、「光とシャボン玉のイリュージョン」が開催されます。会場は芝生広場(ステージ)。
“フォトロゲイニング”とは、当日配布される地図をもとに、制限時間内に得点が設定された複数のチェックポイント(史跡や文化施設など)を回り、現地で写真を撮影し、合計得点を競うニュースポーツです。
「京・フォトロゲイニング2016」を企画したのは、下京区ふれあい事業実行委員会と下京区役所。今回が初開催ということです。同区役所地域力推進室まちづくり推進担当の吉田史和さんに聞くと、当日発表されるチェックポイントの数は約40カ所。下京区・中京区・上京区・東山区・左京区に分散しているとのこと。広範囲にわたるんですね。
「スタート地点は下京区役所で、制限時間は4時間です。チェックポイントを回る順番は自由。チームごとに、どこをどうやって回るか考え、作戦を立てることがこのスポーツの醍醐味(だいごみ)です。宝探し感覚で京都の隠れた魅力を再発見する機会にもしてください。得点上位チームには、すてきな賞品も用意しています」
そして、フォトロゲイニングの特徴である“撮影”。これはどういうルールがあるのでしょう。
「チェックポイント一覧に記載されているものと同じ写真を撮影することで到着した証しとします。撮影者以外のチームメンバー全員が写っていることが条件です」
デジタルカメラ、スマートフォン、携帯電話などデータが残るものであればOKです。
イベント当日の3月19日(土)は、地図とカメラを持った人が街中にたくさん現れそうですね。