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竹灯籠が並ぶ〝洛西けやき通り〟をウォーキング

約2kmのケヤキ並木が続く、洛西ニュータウンの〝洛西けやき通り〟。ハロウィーン前夜の10月30日(金)、この道を歩く「けやき通りトワイライトウォーク」が開催されます。竹灯籠に照らされた道を、にぎやかに歩いてみませんか。

「ほかの通りの愛称も募集していけたらと考えています」と話す藤原さん(後列左)と、ミーティングの参加者たち

イチョウ、ナンキンハゼなど、通りごとに異なった樹木が植えられている洛西ニュータウン。西側に南北に延びる新林本通に、この春「洛西けやき通り」という愛称が付けられました。

「公募で決まった愛称です。通りの魅力が伝わるような親しみやすい名前を付けようと、5年前から計画していました」と話すのは、「洛西ニュータウン創生推進委員会」の環境チームリーダー・藤原篤さん。〝洛西けやき通り〟の魅力を発信しようと環境チームが考えたのが、「けやき通りトワイライトウォーク」でした。

終点の広場には、飲食ブースや音楽ステージが

ミーティングでは、ボランティアスタッフの募集などについて話し合われました

取材に訪れたのは、環境チームのミーティングの日。道に並べる竹灯籠や、人員配置が話題に上っていました。「竹灯籠はもう少し増やした方がいいんじゃない?」「ゴールの場所には責任者がいた方がいい」などと、意見が交わされます。

「当日は、洛西けやき通りを二手に分かれて歩きます。2つの行列は境谷センター付近で合流。そこから一緒に、飲食ブースや京都市立芸術大学の学生などによる音楽ステージが用意された、終点のラクセーヌ広場へ向かいます。ハロウィーン前夜ということで、仮装での参加も大歓迎。子どもにも楽しんでほしいです」と藤原さん。

メンバーの長澤修子さんからは「地元の高校に美術部があったはず。スタッフとして仮装してもらえないかな」といった案も出ていましたよ。

「足で押さえながら切るといいかも」と、作業を進めるうちにコツをつかんできたよう

〝洛西けやき通り〟にともされる竹灯籠

竹灯籠作りも進行中

ミーティング後は、竹灯籠を作るために近くの公園へ。

「以前、地域のイベントで竹風鈴を制作したんです。それを再利用し、今回はつるすのではなく灯籠として並べることにしました」(藤原さん)

のこぎりを使い、30cmほどの長さで斜めにカット。「竹じゃなくて息ばかり切れるわ(笑)」などと言いながらも、メンバーたちは1時間もたたないうちに69個を切り分けました。

「ケヤキ並木だけではなく、竹灯籠で付近の竹林もアピールできたら。今後も、洛西ニュータウンのさまざまな魅力を伝える企画を考えていきます」(藤原さん)

「けやき通りトワイライトウォーク」
日時
10月30日(金) 午後5時~8時
場所
洛西けやき通り(新林本通)
~ラクセーヌ広場
集合
午後4時45分に新林池公園西口(西京区大枝西新林町3丁目)、または午後5時に竹の里センター広場(西京区大原野西竹の里町1-19-4)※参加無料。申し込み不要
問い合わせ
洛西ニュータウン創生推進委員会(環境チーム)=TEL:075(332)9318 ※西京区役所洛西支所地域力推進室まちづくり推進担当内

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