豆の種類や産地だけではなく、深いりや浅いりなど、ばい煎によっても風味が異なるのがコーヒーの奥深いところ。最近では、お店に置かれたばい煎機でローストした、〝いりたて〟のコーヒーを飲める店も増えています。あなた好みの味を探してみては。
棚にはばい煎したコーヒー豆が入ったビンがズラリ。ブレンドは3種類、単一豆なら常時10種類以上をそろえています。それぞれの豆の個性を引き立てることを心掛けて、少量ずつばい煎しているそう。
豆の販売あり。「ハウスブレンド」は100g500円
ウッディーな店内の雰囲気、窓の外に見えるグリーン。気持ちが安らぐ空間で味わえるのは時間をかけてハンドピック(欠けた豆などを取り除くこと)がされた豆を使ったコーヒー。ドリンクメニューの「DRIP COFFEE」は、2種類の豆からチョイスできます。9月14日(月)からはブレンドが登場。
豆の販売あり。「ETHIOPIA」は100g600円
東山にある「アラビカ京都」の新店が、今年7月、嵐山にオープン。桂川と渡月橋を眺めながらコーヒーを堪能できます。ドリンクメニューは、カフェラテなど4種類。
※店内にある4人掛けのテーブル席(1席)は1時間2000円の予約制(料金不要のスペースもあり)
豆の販売あり(ばい煎レベルのオーダーも可)。「% Arabica Blend」は200g1300円
小型のばい煎機がある、築100年ほどの町家のコーヒー豆の販売専門店。ラインアップを見て気になるのは、「夏のブレンド2015」「7★9(しちく)ブレンド」「賀茂川ブレンド」といった、ユニークなブレンド商品。季節や地元をイメージしているそう。そのほか単一豆など、約15種を販売。100g648円~。