地元の神社へ出かけませんか　七夕行事が華やかに、和やかに

「小町をどり」。今年は6歳から小学6年生までの27人が参加します

7月7日（火）の神事「精大明神例祭（七夕祭）」。白峯神宮の守護神である〝けまりの神様〟にささげる祭りです。
「舞楽の奉納」（午後1時30分～）の後、「蹴鞠（けまり）奉納」へと続き、参拝者を交えた蹴鞠の体験会もあります。午後4時からの「小町をどり」にも注目を。あでやかな衣装に身を包んだ女の子たちが歌に合わせて小太鼓を鳴らしながら、ササ飾りを中心に踊ります。天の川に見立てた飾りの両側に立つ織り姫と彦星が七夕の世界観を演出していますよ。
雨天時、各行事は拝殿で行われます。

子どもたちの姿は、見ているだけで癒やされますね

文芸の上達を祈願する北野天満宮の「七夕祭」は、「天神様の七夕」として親しまれています。7月7日午後1時30分～。
楼門前の中ノ森広場に作られる祭壇、その周囲には5色の短冊を結んだ青竹30数本が立てられ、にぎやかな雰囲気。こちらの祭典、子どもたちの見せ場もあるんです。壇上では、扇を持った子どもたちが浴衣姿で七夕踊りを披露し、合唱などの発表も。午前10時からは、「御手洗祭（みたらしさい）」も斎行されます。

その場で、短冊（100円）に願いを書いてササに結ぶことができます

夜空の下、やわらかな光に照らされたササ飾り。そんな幻想的な光景に出合えるのが、貴船神社の「七夕笹飾りライトアップ」です。開催時間は夕暮れから午後8時（土日祝は9時）まで。
気温は市内よりも5度ほど低いとのことなので、夕涼みがてら出かけてみるのもいいですね。期間は8月15日（土）まで。7月7日午前10時から、「貴船の水まつり」もあり。

7月4日（土）・5日（日）に高台寺が行う七夕飾りのライトアップイベント「七夕会（え）」。幼稚園・保育園児のお願いが、約25本のササ飾りを彩っています。当日、一般の人の短冊も受け付けていますよ（無料・枚数に限りあり、持参も可）。来場者からは「毎年ここに来るのが楽しみなんです」との声も寄せられているそう。
夜間特別拝観も実施されるので、こちらも観覧してみては。いずれも午後5時～9時30分（受け付け終了）。