キラキラ光りながら、空に向かって噴き上がる水。噴水は、見ただけでも涼しさが感じられますよね。暑くなってきたこの季節、噴水のある風景を求めて、出かけてみませんか。
長岡天満宮の前に広がる八条ヶ池の水面(みなも)にさらに涼感を添えるのが、北側の2つの噴水。約30分ごとに水が噴き上がります。
おすすめは池にせり出した水上橋からの眺め。屋根の付いたあずまやもあるので、爽やかな風に吹かれながら景色を楽しんで。
池の周りには、四季折々の植物が見どころの遊歩道も。6月上旬は花ショウブが見ごろを迎えます。
住宅地の中で目を引く、こちらの広場の噴水。1988年に設置されて以来、町のシンボルとして地域の人に親しまれてきたそう。東西に延びる道は「噴水通」と呼ばれています。
この噴水を中心に四方に続くのは、春には華やかに道を飾る桜並木。今の季節は、美しい緑が目に鮮やかです。水が出るのは、約1時間おき。横のベンチで一休みしながら、噴き出るタイミングをのんびり待つのもいいですね。
気軽に水遊びをするなら、JR「長岡京」駅前のバンビオ広場公園へ。ここには地面から噴き出るタイプの噴水がありますよ。
水は円形の石畳にある12カ所の穴から、ランダムに出る仕組み。次はどこから出てくるのか、期待しながら待つ子どもたちの姿が目に浮かぶよう。日没後はカラフルな照明が点灯し、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気です。
※6月中旬に3日間ほど工事予定
天王山の麓に位置する小倉神社。参道を進むと、石と植木に囲まれた噴水が見えてきます。神社の裏手は登山口とあって、仲間と集合したり、下山してから一息ついたりと、登山客の憩いの場所となっているとか。
噴き出ている水は、天王山を流れる久保川から引いたもの。境内の奥へ進むと、川の流れを目にすることもできます。辺りの木々がつくる木陰に入れば、さらに涼しさを感じられるのでは。