大人も子どもも楽しめるイベントなら休日のお出かけにぴったり。今回は、そんな催しを4つ紹介します。それぞれに〝聞く〟〝見る〟〝懐かしむ〟〝遊ぶ〟といったテーマを設定。興味のあるものをチェックしてみて!
朗読ユニット「グラス・マーケッツ」は「あらしのよるに」シリーズ第3部「くものきれまに」を、姉妹ユニット「モノクル」は「注文の多い料理店」をそれぞれ朗読劇で披露します。
オリジナル音楽を流したり、セリフとそれ以外の部分の演じ分けに力を入れるなど、物語に入り込みやすいように工夫されている点にも注目を。
京都万華鏡ミュージアムの「春の万華鏡展」。桜や梅、新緑などをモチーフにした華やかな万華鏡や、国内外の作家による趣向を凝らした万華鏡など約40点を手に取って鑑賞できます。
展示室では壁面に万華鏡の映像を映し出す「投影式万華鏡」を1時間に1度実施(約5分間)。きらびやかに移り変わる映像に囲まれていると、まるで万華鏡の中に入ったような気分になれそう。
万華鏡の手作り体験も随時開催。所要時間は30分程度で、当日参加可。ドライタイプなら520円。
子どもたちに見てもらいたいとの思いで描かれた美術作品。京都市立学校には、そんな絵画がたくさん所蔵されています。
京都市学校歴史博物館で開かれる「収蔵品展 学校を飾った風景画」で、京都の景色や富士などの名所絵、中国の水墨画など明治時代~戦後の作品約30点が展示されます。学校という場で伝えられてきたこれらの作品には子どもたちの思いもつまっているようです。昔見た、懐かしの絵画もあるかもしれませんね。
大人も童心に帰れそうな体験ワークショップ「小学校でふくらむワタシとアナタ」。美術作家・東明さんが制作した「パラフーク」で遊びましょう。
パラフークとは、パラシュートと服を合わせた造語で、“着るパラシュート”ということ。ビニールでできたパラシュート形の作品を身にまとい、ジャンプをしながら中に空気を入れていくと、ふくらむ仕組みです。そのふくらみの中に子どもをもぐりこませると喜びそう!