寒い日が続くと、つい家にこもりがちになりますね。「ここしばらく、どこにも行っていないなぁ」という人に耳寄りな情報。近場で開催されるイベントを紹介します。いずれも予約不要なので、開催当日でも気軽に参加できそう。気分が乗ったその日が、〝お出かけ日和〟ですよ!
チョコレートの原料であるカカオ、実物を見たことはありますか?
「宇治市植物公園」の温室で見ることができますよ。現在開催中の「~見たい、食べたい、作りたい!~ カカオとチョコレート展」では、カカオの実を手に取って観察できるほか、詳しいパネル展示もあります。2月7日(土)・8日(日)・11日(祝・水)・14日(土)・15日(日)には〝カカオ豆すりつぶし体験〟などに挑戦できる期間限定イベントが行われます(各回先着50人)。
〝夢いっぱい 多彩な交流〟をキャッチフレーズに「ぱれっとJOYO」が市民団体とともに実施する「第19回さんさんフェスタ」。〝学びの場〟あり、〝遊びの場〟ありと盛りだくさん。テレビのニュース番組でコメンテーターを務める杉尾秀哉(ひでや)さんの講演会、展示、親子で楽しめるステージ、手づくり体験なども。
昨年も好評だった参加型舞台は「妖怪になって! 城陽ウォッチ」(午後2時~2時45分)としてリニューアル。先着100人の子どもたちには妖怪変身グッズのプレゼントあり。
壊れていないのに、自分では使わなくなったおもちゃ、もったいないですよね。そんなおもちゃを1人5つまで持ち込んで交換できる「かえっこバザール」が「京エコロジーセンター」で開かれます。午前11時〜正午の〝お店〟オープンの準備や本番中の店番などを手伝うと、〝かえっこ〟で使えるポイントがもらえるので、持って行くおもちゃがない人も参加OKですよ。
2月11日(祝・水)の「エコセンまるごとひとりいちにち展」もおすすめ。いろいろな生き物の一日が分かるブースが並ぶ、楽しいイベントです。
紫式部が書いた「源氏物語」全54帖(じょう)の最後の10帖の舞台となった宇治。平安時代の貴族にとって、今でいう別荘地のような存在だったとか。「宇治市源氏物語ミュージアム」では、この地で当時の貴族が過ごした華やかな日常を、復元模型や映像によって再現、さまざまな角度から名作を楽しめます。
2月18日(水)より、「源氏物語の美術工芸」として同館所蔵(寄贈)・寄託作品を中心とした美術工芸品が展示されます。作品の中に表現された物語の世界を味わってみては。また、「宇治十帖」のオリジナル映像など、常設展示も見どころいっぱいです。