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寺院で花に出合いましょう

京都の山が色づき始める時期。
秋の花が見ごろを迎える寺院へ、かれんな姿をめでに出かけませんか。

ホトトギスを嵐山の借景とともに/天龍寺

斑点がホトトギスの模様に似ていることから、その名が付いたのだとか

ホトトギスは薄紫色をした、斑点模様が特徴的な花。天龍寺では、庭園「百花苑」など至るところで見られます。「曹源池庭園」に広がる、嵐山や亀山の借景との眺めも絵になりそう。

  • 見ごろ 10月中旬~11月中旬
  • 参拝時間 午前8時30分~午後5時
  • 参拝料 大人500円、小学生~中学生300円
  • 住所・アクセス・問い合わせ
    右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68(京福「嵐山」駅から徒歩1分)、TEL:075(881)1235

境内を飾る、由緒あるサガギク/大覚寺

平安時代にも咲いていたかと思うと、不思議な気分になりそうですね

嵯峨天皇の時代、大沢池に浮かぶ菊ケ島に生えていたというサガギク。11月1日(土)~30日(日)に「嵯峨菊展」が開かれ、花が飾られます。白、黄、ピンクなど、彩りも豊か。天に向かって伸びる姿は、心が洗われるようですね。

  • 開催期間 11月1日(土)~30日(日)
  • 拝観時間 午前9時~午後4時30分
         (閉門は午後5時)
  • 拝観料 大人500円、小学生~高校生300円
  • 住所・アクセス・問い合わせ
    右京区嵯峨大沢町4(JR「嵯峨嵐山」駅から徒歩17分)、TEL:075(871)0071

その鮮やかさが庭園のアクセント/妙心寺退蔵院

(上)丸みを帯びた葉もかわいらしいツワブキ
(下)ベニバナトキワマンサクは細長い花びらが印象的

妙心寺退蔵院の「余香苑(よこうえん)」へ。狩野元信の作とされる枯山水で目にできるのは紫のホトトギス。あずまやのそばには黄色のツワブキやシュウメイギク、茶室付近にはベニバナトキワマンサクが咲き誇ります。季節の鮮やかさと、落ち着いた庭の雰囲気を味わっては。

  • 見ごろ 11月上旬
  • 拝観時間 午前9時~午後5時
  • 拝観料 500円
  • 住所・アクセス・問い合わせ
    右京区花園妙心寺町35(JR「花園」駅から徒歩7分)、TEL:075(463)2855

ここでも花が見られます

地蔵院

〝竹の寺〟として知られる地蔵院。こちらの庭園で見られるのはセンリョウ、サザンカ、ヤブツバキです。竹の緑と花の赤がコントラストに。方丈の縁側に座って観賞できます。

  • 見ごろ 11月上旬~2月
  • 拝観時間 午前9時~午後4時15分
         (閉門は4時30分)
  • 拝観料 大人600円、小学生~高校生300円
  • 住所・アクセス・問い合わせ
    西京区山田北ノ町23(阪急「上桂」駅から徒歩12分)、TEL:075(381)3417
龍安寺

見回せば、あちこちに白や赤の花が開いています。こちらはサザンカ。敷地のほぼ半分を占める鏡容池の周りを歩けば、水に映る色彩豊かな木々とともに楽しめます。

  • 見ごろ 11月上旬~下旬
  • 拝観時間 午前8時~午後5時(閉門は5時30分)※12月1日(月)~2015年2月28日(土)は午前8時30分~午後4時30分(閉門は午後5時)
  • 拝観料 大人500円、小学生~中学生300円
  • 住所・アクセス・問い合わせ
    右京区龍安寺御陵下町13(京福「龍安寺前」駅から徒歩7分)、TEL:075(463)2216

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