京美人プロジェクト②:立ち居振る舞いは はんなりと美しく

座る/ひざをくっつけることが基本

「お店や電車の中などで見かける女性の座る姿で、ひざが開いている状態の人は多い」と気になる様子の柾木さん。パンツでもスカートでも、スタイルにかかわらず、ひざを開いて座るのは、控えたいものです。

  • 太ももの内側に力をいれて、左右のひざをくっつける。
    慣れないうちは、気を抜くとひざが離れてしまうので気を付けて。
  • ひざをくっつけた状態で、足先をそろえれば上品に、足先だけを開くとかわいらしく見えます。
    「足先を遊ばせる余裕が出てくれば、自分に似合う姿も見えてくるんじゃないでしょうか」


また、背もたれにもたれかからず、浅く腰掛ければ、自然と「上半身の姿勢」が整います。

ゆかたのときは、「ひざをくっつけることはもちろん、裾から見える左右のつま先が広がらないように気を配る」ことが大切です。

飲む・食べる/手の使い方で上品に

お茶や食事のシーンで、マナーと合わせて覚えておきたいポイントがあります。もちろん、「上半身の姿勢」、右で紹介した「座る姿」はキープ。

  • 指をそろえる、手を添える


たとえば、カップを持つ手の指がそろっていて、もう片方の手がそっと添えられていると、写真のように上品に。「一緒にいる人も、気持ちがいいのではないでしょうか」。加えて、着物のときは、たもとを軽く押さえて食器などに当たらないような配慮を。

「お店で食事をするときに私が心がけているのが〝完食〟です(笑)。料理の食べ残しやお酒の飲み残し、食器やお手ふきが散らかっているようなテーブルは、見苦しいですし、お店に対しても失礼。食べたあとも美しく、をモットーにしています」

こういった気持ちが込められているからこそ、動作の一つ一つに、美しさがにじみ出てくるのかもしれません。京美人の要素として、押さえておきたいですね。

リビング読者に体験してもらいました

1~2面の紙上レッスンを、
リビング読者に体験してもらいました。

  • 上半身の基本姿勢のポイントを意識してやってみましたが、思っていた以上にしんどかったです。気付くと、背中が丸くなっていて、それだけ姿勢が悪かったってことがわかりました。(Y)
  • 座っているとき、ひざを意識したことなんてなかったのですが、意識し始めるとなかなか続きません。これから、電車に乗るときなどに、気をつけたいです。(ゆーちゃん)
  • 簡単な内容だけど常に心がけることは、なかなかできない。何事も一つ一つ丁寧にすることが、振る舞い美人への一歩かなと思いました。(ゆり)

スペシャルイベント開催「柾木良子さんに聞く、京美人とは」

今回の「京美人プロジェクト」の紙上レッスンの講師を務めてもらいました、柾木良子さんを囲んで「ティーパーティ―」を開催します。
1面でも紹介しましたが、柾木さんは、生まれも育ちも京都という、生粋の京女。その柾木さんに、「京美人」をテーマに話してもらいます(進行役/「リビング京都」編集長)。
柾木さんは、東京でモデルとして活躍していたこともあり、「外から見た京都」についてもユニークな話を聞かせてくれそう。
また、後半は、みんなで柾木さんを囲んでざっくばらんにおしゃべり! 今回の紙面を読んで、もっと聞きたいことがある人は質問もどうぞ。
京都の老舗コーヒー店のコーヒーとケーキを楽しみながら、みんなで楽しい時間を過ごしませんか?

【日 時】
6月24日(火)午後1時30分~3時
【会 場】
京都リビング新聞社カルチャールーム(中京区蛸薬師通高倉西入ル南側)
地図はこちら »
【参加費】
2000円(コーヒー&ケーキ付き)※支払いは当日
【参加条件】
18歳以上の女性
【定 員】
30人 ※応募多数の場合、抽選
【締め切り】
6月16日(月)午後1時必着
※抽選の結果、参加可能な人にのみ、6月17日(火)
午後5時までに電話またはメールで連絡します。
【問い合わせ】
リビング京都編集部=TEL:075(212)4422

受付終了しました

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