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コンセプトは、〝ママの毎日を楽しく〟

今春、長岡京市でサークル「bizmom(ビズマム)nagaokakyo」の活動が始まりました。仕事や家事、育児、趣味などで、いつも忙しくしているママたちを〝bizmom〟と命名。不定期でフリーマーケットなどを開催しています。コンセプトは、ママの毎日を楽しく!

「bizmom nagaokakyo」のメンバー。乳幼児健診の日にイベントのチラシを配るなど、ママ経験をフル活用。イベントの売り上げの一部で、保育施設に絵本を寄付するといった地域貢献にも、ママ目線が生かされています。左端が代表の田中昭美さん

第2回バザー&フリマの様子

サークル設立のきっかけは、不用になった子ども服

「同じ年頃の子どもがいる私たちは、もともと育児サークルなどでの知り合いで、一緒に遊んだり集まったりする仲だったんです」と話すのは、同サークル代表の田中昭美さん。

「子どもたちの多くは4歳。この年齢にもなると、家には着なくなった服や使わなくなったおもちゃがいっぱい。フリーマーケットをして、欲しい人にゆずりたいねって話していたんです」と田中さん。

また、服やかばん、小物を手作りする仲間の存在も気になっていたそう。「すごくかわいくて、手作り市に出せば売れるようなレベル。せっかくの腕がもったいないなって。私たち、フリマや手作り市によく行くので、目利きには自信があるんです(笑)」

とはいえ、フリーマーケットや手作り市に出店するとなると、出店料などの費用がかかる上に、子どもの病気など急な事態に対応できないと二の足を踏んでいたのだとか。そこで一念発起。自分たちのやりたいことを企画・運営するサークルを立ち上げたのです。

「サークルといっても、会員などの制度はなく自由参加ですし、イベントは不定期開催。決まりごとがあると負担になるので、無理をしないのが唯一のルールです」

〝ママ〟から〝手作り作家〟に
できることをできる人が

初めての「バザー&フリマ」は、この2月、市内にある店舗の駐車場を活用し、店の定休日に開催。ベビー用品や子ども服のフリーマーケット、バザー、手作り雑貨のお店などが並びました。

「チラシ配りといったPR活動は大変だったけど、出店を申し出てくれる人もいて。当日も盛況でした」と田中さん。

メンバーの藤村美保さんは、「ママとしての顔しか知らなかった私たちだけど、イベントを通して、趣味や特技などお互いのことを知るきっかけになったのもよかった」と話します。

雑貨作りが趣味という木下京子さんは、「手作り担当のメンバーと励まし合いながら作品を作ったおかげで、腕も上がりました。自分の作品を買ってもらって、うれしかったです!」。

メインのメンバーは現在7人。「誰かの都合が悪くてもカバーしあえる体制がとれたと思います」という田中さんの言葉に、うなづくみなさん。

「子どものためだけでなく、ママが楽しめる場をこれからも作っていきたい」「料理や手芸など得意なことがある、私はこんなことができる、というママと仲間の輪を広げていきたい。一緒に楽しみたいですね」とのこと。今後は、フリーマーケット以外の企画も検討しているのだそう。

次回のフリーマーケットは6月の予定で、出店者を募集中。連絡は田中さん=TEL:090(5899)3578=へ。bizmom nagaokakyoブログ(http://ameblo.jp/yasaka-sekiyu7087/)で情報が発信されます。

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