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“公認ご当地キャラ”が続々誕生しています

ゆるキャラブームが続いていますね。リビング京都東南版を配布しているエリアでも、行政公認のキャラクターが続々と誕生し、地元を盛り上げていますよ。そんな地域の新顔たちに記者が会いに行ってきました。

伏見区・深草発

かつて生息していたウズラがモチーフに

「伏見稲荷が舞台になっているアニメに登場するなど、活動の幅を広げています」と伏見区役所深草支所の田中ひづるさん

伏見区・深草地域のマスコットキャラクターとして昨年4月に誕生した「吉兆(きっちょう)くん」。

デザインは、かつて深草に多く生息していたウズラがモチーフになっていて、以前、京都造形芸術大学の学生の協力により制作されました。ネーミングは応募の中から選ばれたもので、「ウズラの鳴き声が“ごきっちょう”と聞こえることから“吉”をもたらすように」との願いが込められているのだそう。

「深草は、自然が豊かで歴史にまつわるものがたくさん残っているんです。そんな良いところをPRしていきたい。みんなから愛されるキャラクターに育ってもらいたいですね」と京都市伏見区役所深草支所の田中ひづるさん。

同支所では、着ぐるみの貸し出しを行っており、誰でも無料で借りることができます(使用規定あり)。

宇治市発

宇治の〝ちはやぶる〟発展を願って

「2月8日(土)午前10時〜午後2時に宇治茶会館、茶業センター(宇治市宇治折居25)で行われる『わくわく!ドキドキ!春の宇治茶フェスタ』で会えますよ」と宇治市役所の辻村拓さん(写真左)と前川紀子さん(写真右)

源氏物語の作者・紫式部をイメージさせる十二単(ひとえ)のような着物姿の「ちはや姫」。着物のたもとに入った柄は、宇治市の市章なのだとか。「ちはや姫」を担当する宇治市市長公室広報課の皆さんに話を聞きました。

「宇治ライオンズクラブから着ぐるみ寄贈の申し出を受けたことから、せっかくの機会を生かそう、と昨年9月20日に宇治市宣伝大使に任命しました」(同課・辻村拓さん)。「“ちはやぶる”とは宇治の枕ことばで、勢いのある様子という意味。宇治市の発展に勢いが付くようにという思いが込められています」(同課・前川紀子さん)

宇治市の公式行事などイベント出演時にはオリジナルステッカーを無料で配布。子どもたちに人気なのだそうですよ。

城陽市発

特産品を生かしてデザイン

「3月中には着ぐるみが完成し、お披露目イベントを行う予定です」と城陽市役所の加納宏二さん

「城陽といえば、イチジクが特産品で梅林が有名ですが、城陽市のことをもっとアピールするためにもキャラクターを作りました。デザインは、昨年8月から9月にかけて公募。433点の中から特産品を取り入れた作品を選出しました。名前は、公募により、『じょうりんちゃん』に決定したんです」と話すのは、制作を企画した城陽市役所 市民経済環境部 次長 兼 商工観光課長の加納宏二さんです。

出来上がったばかりというデザインは、イチジクをイメージしたキャラクターの頭に梅の花がついていて、親しみやすいかわいい姿。

「全国ゆるキャラグランプリに出場して、城陽市を全国区にすることを目標に頑張ります!」

問い合わせ先
京都市伏見区役所深草支所 地域力推進室まちづくり推進課=TEL:075(642)3201
宇治市広報課=TEL:0774(20)8704
城陽市役所 商工観光課=TEL:0774(56)4019

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