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地域活性化のヒントは、何げない会話の中に

まちづくりや市民活動に関心のある人たちが、月に1度交流! そんな集いが城陽市で始まりました。ここでどのような“活動のタネ”がまかれるのでしょう。

個性的で明るいメンバーばかり! 「“一緒に楽しく活動しましょう”という思いを込めて、何かポーズを」とお願いしたら、ノリノリでキメてくれました

この日は、メンバーが用意した手づくりのおやつも登場!コーヒーもいただきながらなごやかな雰囲気で会は進んでいきました

文化パルク城陽の地下1階にある「城陽市市民活動支援センター」。こちらで6月から始まっているのが「まちの木サロン」です。
「地域をもっとよくしたいけれど、何から始めればいいかわからない」「趣味・ボランティアなどの市民活動を始めたい」「現在、活動中だが、活性化のヒントや新しい交流を求めている」。そんな人たちの出会いの場を設けることで地域を元気にしていこうというのが、同会のねらいです。
「実は、こうした交流活動は、2009年から行っていました」と、城陽市市民活動支援センターの運営スタッフ・奥田奈々美さん。
立ち上げからの約2年間は、自分に合う活動の場を見つけた人がいたり、新たに団体が立ち上がったりと、会は順調だったそうですが、その分参加者個々の活動が充実してきたため集いにくくなり、開催頻度が落ちていました。
「そこから1年たった今、名前を『まちの木サロン』とし、やり方を変えて再開することにしたんです」と、同センターの長澤とよ海さん。以前の勉強会中心の内容から、「どんな人も気軽に参加できる、よりざっくばらんなものにした」と言います。何げない会話の中から生まれる、まちづくりのヒントを大切にする会なのです。

楽しくおしゃべり、即行動!

この日出来上がった川柳は、みんなの前で読み上げてから、ホワイトボードに板書。「笑顔」「集う」「オアシス」という言葉を使った句が多いことからもわかる通り、明るくてほのぼのした会なのです

7月の回の参加者は、パソコンサークルなど、それぞれ城陽市を拠点に活動する団体のメンバーが8人。
「まちの木サロン」では、開催月ごとに活動のテーマを設けており、この日は「まちの木サロン」をお題に川柳を作りました。
考えること10分―。みんな最初は「川柳を作るのは初めて」と頭を悩ませていましたが、いざ発表の段になると、一度に数首を披露する人も。
城陽市市民活動支援センターが文化パルク城陽の地下1階にあることを受け、「わいわいと笑顔集まる地下サロン」と詠んだ人には「『地下サロン』か!うまいこと言うね」「秘密結社みたいやね(笑)」という声も起こり、盛り上がっていました。
結局、この日は20首以上の句ができ、「じゃあ、頑張って31首を目指して、1ヶ月分の日めくりカレンダーをつくろう」と、その場で決まっていました。この行動力!
いろいろな人と話す楽しさや、みんなで何か一つのことをする面白さが、今後どんなふうに街の活性化につながるのかに期待したいですね。
次回は9月26日(木)午後7時~9時開催。「わが街発見!お宝発見」をテーマに、自分の地元の自慢を紹介し合い、魅力あるまちづくりについて考えます。
参加を希望する人は、前日までに城陽市市民活動支援センター=TEL:0774(55)1030、MAIL:joyoshimisen@extra.ocn.ne.jp=へ連絡を。

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