2月3日(日)は節分ですね。旧暦では立春が年の始まりとされていたため、その前日である節分には、それまでの厄を払い福を招くため、古くからさまざまな祭事が行われてきました。この日は地元の社寺も、大勢の人でにぎわいます。家族の幸せを願って出かけてみませんか。 ※日程はすべて2月3日です
2月3日の予定
アクセス
塔頭(たっちゅう)に七福神がまつられている天龍寺。「天龍寺節分会」ではそれらのお寺をまわる「七福神めぐり」が行われます。
山門入り口で福笹(2500円)を受けて、7つのお寺を一つ一つ参ってお札を授かりましょう。達成感とともに、御利益も期待できそう!?
境内の特設会場では、豆まきが3回行われます。嵯峨・嵐山・広沢小学校、嵯峨中学校の生徒による書道・絵画展や、無料の甘酒接待(なくなり次第終了)もありますよ。
2月3日の予定
アクセス
松尾大社の「節分祭」の見どころの1つが、島根県から来社し奉納される「石見(いわみ)神楽」。出雲神話を題材にしたもので、同県益田市の民俗芸能無形文化財に指定されています。スサノヲノミコトがヤマタノオロチを退治するラストは特に圧巻だとか。
午後の神事にも石見神楽の鬼が登場。宮司による追難行事の後、福男・福女による福豆・餅まきがスタートします。
抽選券付き「幸運の福豆」(200円)も楽しみに。こちらは2月1日(金)〜3日に授与されます。
2月3日の予定
アクセス
通称「宝寺」と呼ばれる大山崎町の宝積寺。こちらの「星供節分会(ほしくせつぶんえ)」は、今年で1290回を迎えるという伝統ある行事です。
まず法要の後、大導師や福男、七福神が鬼を追い払う「追灘(ついな)式」が。その後の豆まきでは、かわいい稚児(ちご)や七福神が豆をまきます。
このときのかけ声は、「福は内」だけ。鬼は改心して寺を出て行くからなのだそう。お茶席(有料)も用意されます。
2月3日の予定
アクセス
年男・年女による3匹の鬼退治が繰り広げられるのは長岡天満宮。こちらの豆まきには、長岡京ガラシャ祭のマスコット「お玉ちゃん」や、京都府の広報監としておなじみの「まゆまろ」など地元のキャラクターも応援にかけつけます。
当日は「天神楽市」として、菓子店・料理店や地域団体が出店。植木市や古本市などのほか、バルーンアートも。
福引き券付きの「福豆」(300円)の授与は2月1日(金)〜3日に行われます。