手作りのクリスマスケーキに欠かせないイチゴ。切り方をちょっと工夫して、いろんな形に変身させてみませんか? 子どもたちの目をくぎ付けにするような「イチゴの飾り切り」を、洋菓子作り34年の先生に教えてもらいました。
道具は、よく切れるぺティナイフや工作用カッターナイフを使用してください。
イチゴは、形が整っていて果肉がしっかりとしたものを選ぶと、細工がしやすくなります。
大和学園京都製菓技術専門学校の副校長。主に、洋菓子の実習を担当。「飾り切りをかわいらしく仕上げるコツは、その場の雰囲気で作ること。難しく考えないで、どんどん試してみてください」
- ①イチゴの先端を切り落とす(全体の1/3程度)。これが帽子に
- ②2/3部分はサンタクロースの胴体に。ヘタ側を下にして置き、切り口に丸い口金をつけたしぼり袋で生クリームをしぼり出す
- ③①を②の上に少し斜めに置く
- ④口の細いしぼり袋を使い、生クリームで帽子の先端、胴体のボタン、ヒゲや目などをつける
- ⑤黒目になる黒ごまをつけて完成
※目はチョコレートやアラザンなどをつけてもOK
- ①イチゴを縦半分に切る
- ②切り口を下にして置き、ハートの片側になるように余分な部分を切り取りながら成形する
- ③②をハート形になるように合わせて完成
- ①ヘタ側を下にして持ち、ナイフの刃先をV字を書くように斜めに左右に入れる
※このときイチゴに対して刃先は直角に入れること
- ②①を続けて、ギザギザのラインをつなげる
- ③②先端と根元を持ち、軽く力を入れて上下を分ける。切り口が花の形に
- ①Aの半個分を用意。指先に乗せて片側を押さえながら、もう片方をずらして扇形にする
- ①Aの半個分をナイフに添わせながら、縦に一直線になるようにずらす。もう半個分も同様の形にしておく
- ②①の1つを丸く巻き、その周りを囲むようにもう1つを巻きつける
- ③②の上部の縁を軽く押し広げて完成
- ①Aの半個分を用意。指先に乗せて片側を押さえながら、もう片方をずらして扇形にする