2012〜2013 地元の注目NEWSはコレ!

2012〜2013 地元の注目NEWSはコレ!

市場の中に「すし市場」!新たな“食の拠点”に注目が集まりました

「京都市中央卸売市場第一市場は、今年85周年。日本で最初にできた歴史ある市場です。それなのに、市場に寿司専門店がないのは、全国で京都だけなんですよ。だから、なんとしてでも欲しかった。僕の夢やったんです」と話すのは、京都市中央卸売市場協会の会長・池本周三さん。

水産、青果など、同市場に関わる12の団体や京都市に話を持ちかけ、8月5日にようやく、市場内の寿司店「すし市場」(主催・京都府寿司生活衛生同業組合)が誕生しました。オープンしてしばらくは、2~3時間待ちなど、連日行列ができるほどの人気ぶりでしたが「これからが正念場。朝7時から気軽に来てもらえる、開けた市場の寿司店として支持してもらいたい。そのための会議を、いまも重ねています」。

 新施設もオープン

「すし市場」に続いて、同市場の京都青果センター3階に「京の食文化ミュージアム・あじわい館」が12月16日(日)にプレオープンします。展示や、料理教室、試食などで、京都の食文化に親しんでもらおうという新施設で、13年4月の本オープンまで各種イベントも開催される予定。

地下鉄「京都」駅にKotochika京都

地下鉄「四条」駅、「烏丸御池」駅に続いて、同「京都」駅前にも、ショッピングゾーン「Kotochika京都」がお目見え。9月25日、アクセサリーや雑貨など6店舗からなる、北改札口エリアがオープンしました。2013年春には、中央改札口エリアもオープン予定とか。

11月1日が「古典の日」に

京都府や京都市などで構成される「古典の日推進委員会」が、広く国民に古典に親しんでもらおうと進めてきた取り組みが、今年実を結びました。11月1日が国の法律として「古典の日」と制定されたのです。11月1日は、「紫式部日記」によって「源氏物語」の存在が記録上確認された、最も古い日にちなんでいます。これから、毎年11月1日には、日本各地でもさまざまな古典にまつわるイベントが開催されることになりそう。

開園110周年。「アフリカの草原」にキリンとシマウマが“同居”へ

1903年に誕生した「京都市動物園」は、2013年、開園110周年を迎えます。その歴史の中で初の大規模なリニューアルが、7年がかりで行われています。

第1弾は、昨年完成した「ふれあい広場おとぎの国」、第2弾は4月28日に登場した「もうじゅうワールド」。第3弾が、2013年4月にお目見えする「アフリカの草原」。その後も、動物の展示スペース、教育・管理施設、利用者の休憩エリアなど園内各所の工事が進められ、2016年に完了予定です。

「アフリカの草原」では、シマウマとキリン、ミーアキャットなどがスペースを共有し、うまくいけば一緒に見られるようになるのだとか。「園には、131種450点のいきものがいます。ほとんどが動物園などの施設生まれ。彼らをきっかけに、野生の仲間や置かれた状況を伝えていきたいと思っています」(京都市動物園の坂本英房さん)。

“にそと”の完成で、京都南IC~沓掛ICは約15分に

すでに開通している久御山IC~大山崎JCT・ICを経由し、大山崎町、長岡京市、西京区を通って沓掛ICにつながる京都第二外環状道路(通称「にそと」)。完成は、2012年度末(2013年)です。

完成すると、京都南IC~沓掛ICは約15分、大山崎JCT・IC~沓掛ICは約10分に。京都国道事務所の建設専門官・荒谷芳博さんは、「幹線地域の活性化、大規模災害時の対策といった役割も期待しています」。

また、「にそとは地域との関わりを大切にした道路」とのこと。山を通過する場所は、山を削らずトンネルを通すことで景観の急激な変化を避けたそう。橋脚設置のために小泉川(長岡京市)の一部を付け替える際には、ホタルの保全活動を行う地域住民と一緒に、ホタルの幼虫のえさとなるカワニナを別の場所に移植。川の改修終了後、再び戻す取り組みも行われました。

「開通が見えてきたのは、地域住民の協力あってこそ。便利になったと感じてもらえれば」

阪急「大山崎」駅〜「長岡天神」駅に新駅

2013年度下半期には、阪急「大山崎」駅〜「長岡天神」駅間に、新駅「西山天王山(にしやまてんのうざん)」が開業します。豊かな自然が残る西山エリアにあって、近くには“天下分け目の天王山”として知られる天王山があることから、つけられた名前だそう。駅前には駐車場や駐輪場も設置される予定。

「にそと」の開通や「西山天王山」駅開業については、詳細な時期が未発表(11月20日現在)のため、予定日時が紹介できませんでしたが、これからどんどん発表されていくと思います。楽しみにしたいですね。

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