12月8日(土)、大原野神社で行われるイベント「風土(ふーど)・食物(フード)フェスタ大原野」。住民が中心となって構成された実行委員会の2回目のミーティングでは、イベント成功に向けて白熱したやり取りがありました!
皆さんは、大原野が京都市内で農地面積が2番目に大きいということを知っていますか? この農地を生かし、野菜や米なども豊富に生産されています。そしてのどかな田園風景−。こういった大原野の魅力を伝えようと企画されたのが「風土(ふーど)・食物(フード)フェスタ大原野」(主催/大原野自治連合会・JAなど)です。
「名産の竹を使った手作り体験や農産物の販売会、大原野在住の竹太筒(たけだいこ)やオカリナ奏者、それからブラスバンドのコンサートなどを企画しています。特製マップを使ってウオーキングやサイクリングも楽しめるんです」とは、同フェスタ実行委員会の事務局スタッフ。
取材に出かけた日はちょうど、実行委員会の会合が開かれる日。
「イベント時に出される料理の試食もありますよ」と教えてもらった記者は、会議が行われているJA京都中央大原野支店へ向かいました。
会議室では、実行委員会のメンバーが集まり、フェスタの打ち合わせの真っ最中。
「レンタサイクルは電動自転車ですよね。それなら早朝から充電しておかないと」「コンサートのオープニングは、迫力がある方がいいので竹太筒さんの演奏にしましょうか。楽隊ブラスレンジャーは洛西高校OBです。楽しい音楽で盛り上げてくれそうですよ」
来場者に喜んでもらうには? フェスタを盛り上げるにはどうしたら?
メンバーの熱い思いが伝わってくるようです。
続くは、いよいよ(?)試食タイム。たけのこごはんや里芋コロッケ、鶏胸肉の塩こうじ蒸しなどが詰められた試作品のお弁当と手作りみその風味が豊かな団子汁が運ばれると、メンバーはさらにヒートアップ!
おいしいと目を細めながらも、「もっと大原野で採れた野菜を使おう」「たけのこはごはんだけではなく、おかずにも入れよう」「パウンドケーキとか、ほかのものも食べてほしいから、ボリュームを調整したら」と、あちこちでアイデアが飛び交いました。
最後に「お弁当の名前は次回までの宿題にします」と議長。旬の野菜と情熱がたっぷり注がれたお弁当は当日500円で販売されます。
開催は12月8日(土)午前10時~午後2時30分(雨天決行)。
会場の大原野神社へは、市バス・阪急バス・京阪京都交通バス「南春日町」停下車。当日は洛西バスターミナルから神社近くまで無料シャトルバスを運行予定。大原野の魅力を食べて、作って感じることができる1日、今から楽しみですね!
問い合わせは大原野自治連合会事務局=TEL:075(332)6444。