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クラフトあり、癒やしの体験ありの「ぱれぱれぱれっとワールド」 “ママ友とは違う”関係の9人が初のイベント開催

クラフトあり、癒やしの体験ありの「ぱれぱれぱれっとワールド」
“ママ友とは違う”関係の9人が初のイベント開催

「地元・城陽で地域の人たちが出会えるイベントを」と子育て真っ最中の女性9人が集結。手作りや癒やしなど得意な技術を持ち寄って、初めてのイベントづくりに挑戦しています。

「ぱれぱれぱれっとワールド」

  • はんこをおしてオリジナル巾着作り
  • スイーツデコ作り
  • クリスマス・モチーフのクラフト作り
  • ベビーマッサージ体験
  • 簡単なヨガ体験
  • リラクゼーション
  • コーヒーのカフェなど
  • 費用はブースによって異なりますが30~500円

イベントを企画しつつブースも出展

イベントの名前は「ぱれぱれぱれっとワールド」。11月11日(日)午前10時~午後3時に、城陽市男女共同参画支援センター(ぱれっとJOYO)を会場に開催されます。

開催のきっかけとなったのが、7月からスタートし、現在、ぱれっとJOYOで開講中の「イベントづくりチャレンジ講座」(城陽市主催)。NPO法人子育てを楽しむ会代表の迫きよみさんが講師を務めるこの講座は、子育て中の女性たちがイベントをつくり上げるというもので、30代を中心に小学生や乳幼児を持つ城陽市・久御山町在住の9人が受講しています。彼女たちがイベントの企画者なのです。

取材に訪れた日は、チラシの打ち合わせを兼ねて5人が集合。出会ってから、わずか3カ月とは思えないくらい結束力が固く、活発に意見を出し合います。 イベントでは、各自のブースも出展。谷田祐子さんは、「私がベビーマッサージをするように、いろんなことをしている人がいて刺激になります。ここで子どもを中心にしたママ友とは違う関係の友だちができました。自分の時間を持てている実感があります」。

「すごく分かります!」と同意したのは永田亜希子さん。「子どもが小さいころは外出がままならず、家の中に引きこもって編み物や手芸をしていました」。その経験を生かして今回チャレンジするのが、好きな物をはんこ代わりに押していく巾着袋作りです。「そもそも、お母さんたちが子育てのストレスを楽しく発散できる場が地元にあればいいのに、と思ってこの講座に参加したんです」

カラフルな紙やひもを使ったクラフト作りを企画している前田富美子さんも、「子育て広場で知り合った仲間3人でブースを出展します。一人ではできないようなことも、仲間がいるからできるんだと思います」。

気持ちと情報を共有しながら

9人は、イベントづくりが初めてという人ばかり。

「チラシがいるとか、どんな内容にしたらいいのかとか、分からないことだらけ。ここまで大変とは思っていませんでした」と口をそろえる皆さん。講座の開講日だけでは話し合う時間が足らず、ひんぱんにメールをやりとりしているそう。

「みんなに必要な情報だと思ったら、全員にメールを送るようにしています」と話してくれたのは辻本香織さん。お菓子のミニチュアを組み合わせて作るスイーツデコの体験ブースを企画していています。

「小学生の娘やその友達に体験してもらったら、意外な組み合わせの作品ができあがってびっくり! 子どもはもちろん、お母さんたちにも身近な材料を使って作品を作ったり、自分の時間を楽しんでほしいと思っています」

そう話しながら、スイーツデコの試作品をみんなに初披露すると…。「かわいい!」「うちの娘もこんなの好きやわ」と称賛の声がわきあがりました。

髙橋恵美子さんは、ヨガ体験を企画中。「子どもやお母さん、高齢者までいろんな人に来てもらえるよう頑張ってきました。どんどん充実していく各ブースの内容を聞くと、自分が参加者になりたいくらいの気持ちです」

イベント名「ぱれぱれぱれっとワールド」に、つけたサブタイトルは「いいこといっぱい家族とあそぼう!」。お母さんたちの思いをつなげるイベントになりそうです。

会場のぱれっとJOYOは、城陽市寺田林ノ口11-114(JR「城陽」駅から徒歩5分)、TEL:0774(54)7545。

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