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「伏見をさかなにざっくばらん~思いをかたちに~」
プロジェクトが始動中 伏見を好きな人が、伏見の未来をつくる!

「伏見を盛り上げたい」「伏見の魅力を発信したい」という人たちの交流、仲間づくりを通して、まちづくり活動を行う伏見区主催のプロジェクト「伏見をさかなにざっくばらん~思いをかたちに~」。その第一回交流会の様子を紹介しましょう。

参加者からは、「伏見の企業はエコ活動にも積極的」という意見も聞こえてきました

伏見区役所、京都市市民活動総合センターなど10団体のスタッフが活動をサポートしています

6月30日午後1時。伏見区役所4階大会議室には、伏見に縁のある人、伏見に興味がありまちづくりをしてみたい人が集まりました。その数65人。高校生や大学生、主婦、年配の人など、年齢も職業もさまざまです。 この会の特徴は、具体的な活動テーマを参加者自身が決めていくこと。「どんな方向に動き出すのか未知数。参加者みなさんの力に期待しています」と、伏見区地域力推進室企画係長・辻秀起さん。

伏見の“いいとこ”をグループワークで発表

この日は、1テーブル4~5人に分かれて、出されたお題に答えるグループワークが行われました。

最初のお題は「私が伏見に関わってよかったなあ、と思えることは」。各テーブルにはマジックと模造紙が用意され、話し手も聞き手も文字や絵で話の内容を自由にメモしていきます。「自然」「歴史」「お酒」「お祭り」など、さまざまなキーワードが飛び交っていました。

席替え後の次のお題は「親しい友人が伏見に来たときに、あなたはどんな時間を提供しますか」。

「単なる観光案内ではなく、一般的に知られていない場所を案内したいね」「ヨシがいっぱい生えている淀の“ヨシ原”もいいのでは」など“穴場”を紹介したい、という地元民ならではの声も。

最後は、ワークショップを通じて感じた「今日一番の気づき・発見」「伏見の街をこんな街にしたい・こんなことやってみたい」「伏見のここが課題・変えていきたい」といった思いを付箋に記し、テーマごとにボードに貼り付けました。

同会終了後は、みなさん、ボードに貼られた他の人の意見を興味深そうに見ていましたよ。

「魅力を伝えられる街づくりをしたい」

伏見への思いが書かれた付箋の内容は、次回の交流会時にも利用されるそう

終了後、参加者に感想をたずねると…。

「住民自身がもっと地元への理解を深め、魅力を伝えられる街づくりができればいい」(伏見区在住の男性)、「自分たちが住んでいる地域のことを突き詰めて考えた」(伏見区在住の女性)など、みなさん、街づくりを考えるよいきっかけになったようです。

今後は、平成25年3月まで月1回開催。次回は7月28日(土)午後1時~4時、同会場で行われます。8月25日(土)開催の3回目以降は具体的な動きに向けて、チーム作りや活動テーマを絞り込んでいくそう。伏見区在住・在勤の人以外にも、伏見に関心があれば誰でも参加OK。途中からの参加も可能なので、興味のある人は、京都市伏見区役所・地域力推進室(伏見区鷹匠町39番地2)=TEL:075(611)1295=へ問い合わせを。

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