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地域の人がリーダー! みんなでメタボ防止にトライ 「伏見げんき広場」が始まっています

地域の人がリーダー! みんなでメタボ防止にトライ
「伏見げんき広場」が始まっています

毎週水曜日、伏見区総合庁舎で行われている「伏見げんき広場」。「スリムサポートかなえ隊」というボランティアグループが主催するメタボ予防の講座です。取材日は、40~70代の男女39人が参加していましたよ。

リズム体操では、参加者の間にピンクのベストを着たかなえ隊のメンバーが入って実演してくれるので、振りを覚えていなくても大丈夫です

わかりやすい健康情報に、みなさん熱心に聞き入っています

この4月から始まった「伏見げんき広場」。毎回参加しているという70代女性は「ここにくるのが楽しみ。できるだけ薬に頼らないで健康を維持したい」と元気いっぱい!

講座は、毎回、健康に関する耳寄り情報からスタート。この日のテーマは「メッツ」という身体活動と運動の強度に関する話でした。自転車での買い出しは約4メッツ、掃き掃除は3・3メッツ、というように、身体活動を数値化したもので、3メッツ以上がシェイプアップに効果的なのだとか。

「スリムサポートかなえ隊」のメンバーが、「風呂掃除は何メッツくらいだと思いますか?」「早歩きは?」というように、参加者に質問を投げかけながら説明。日常的な家事や活動がメタボ予防に一役買うことをみなさんに分かってもらえたようです。

そして後半はリズム体操。「崖の上のポニョ」の音楽に合わせて、同隊が考案した振り付けで体を動かします。手を振って足踏みしたり、フラダンスの要領で腕を横で動かしたり、おなかをポンとたたいて「ドヤサー!」と掛け声をかけたり。いくつかの動きの組み合わせを繰り返すだけなのでカンタン。楽しみながらできるよう工夫もされています。体が温まってきて、「暑くなってきた~」との声も。

さらに2曲目は「アンパンマン音頭」。こちらは歯科衛生士の監修によるもので、口の中で舌を動かすなど、表情筋のトレーニングになるそう。

「スリムサポートかなえ隊」って?

「スリムサポートかなえ隊」は、伏見保健センターの「京都市健康づくりサポーター養成講座」を修了した人たちで結成されたグループ。30~60代の男女60人ほどが登録しています。

講座で学んだ、メタボ予防に効果的な運動と健康情報を地域で広めようと、「伏見げんき広場」を始めました。この日は女性11人が参加。会場の準備や資料の用意のほか、健康情報の説明に、振り付けの実演…と大忙しの様子でした。

「私たちは、みなさんよりも少し勉強しただけ。“プロ”ではなく、みなさんと同じ地域の一員です。一緒にこのげんき広場をつくり上げていきたい」との抱負も。

地域の人たちによる地域の人たちの健康づくりイベント。あなたも参加してみませんか?

「伏見げんき広場」は、毎週水曜日午前10時~11時、伏見区総合庁舎で開催。予約不要、無料、途中からの参加や伏見区外の人もOKです。

●問い合わせは、京都市伏見保健センター=TEL:075(611)1162

この日参加した「スリムサポートかなえ隊」のみなさん。チームワークはバッチリ!
「京都市健康づくりサポーター養成講座」は9月に再び参加者を募集します

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