「楽しく子育てしたい」のに、難しさを感じることは多いですよね。そんなお母さんたちをハッピーにするために、腕に覚え(!)のあるお母さんの集団「Happy Mother's Factory」が立ち上がりました。
「Happy Mother’s Factory」の代表・安田有佳里さんは、1歳9カ月になる男の子の母親。
「子どもが小さいときは、出かけるのがおっくうになりがち。私自身もそうでしたが、授乳場所を探したり、お店に入っても迷惑をかけそうで人目が気になったりと、煩わしさがつきまといます。オシャレやおしゃべりといった少しの気晴らしが、育児を楽しくしてくれる力になるはずと思っていました」
そこで昨秋、行動を開始。まずは街中にベビーカフェをオープンさせました。そこに集まった、生活を楽しくしてくれるような技術や資格、志を持つお母さんたちとともに「Happy Mother’s Factory」を組織。育児やリフレッシュなどに役立つ情報を発信したり、プロジェクトを企画・実行しています。
先月、ファクトリーの一大イベントとして初めて開催されたのが「Mother’s Town」です。
会場は、車や雨の心配をせずに集える地下街。「ハッピーなお母さんのための街」をテーマに、ワークショップやマーケットが開かれました。カメラと説明書を持参して受ける赤ちゃんの写真講座では、フォトグラファーがカメラの使い方や撮影のコツを一人ずつ手ほどき。「実家の両親が子どもの写真を欲しがるので、いろんな表情を撮影したくて」と、参加者のお母さんはうれしそうにシャッターをパチリ。
メイクアップのワークショップは、今どきのメイク法から“育児疲れ”がただよう表情をイキイキと見せる技なども紹介。子どもをあやしながら熱心に耳を傾けるお母さんたち。ますますキレイになって、ママ本人も家族も“ハッピー”になれそう。
「ファクトリーの活動は、母親・妻業と同様に自分の生きがいになっています。経験も重ねて、継続していきたいと思います。子どもの年齢層ももっと広げていきたい」と、安田さんはハツラツと話してくれました。
次回の「Mother’s Town」は、規模を拡大し、ゼスト御池(河原町御池)の4つの広場を会場に開催。6月29日(金)午前10時~午後4時。事前に申し込みが必要なワークショップがあるので、
ホームページ(http://www.motherstown.jp/)で確認を。
ハッピーなお母さんを増やすために一役担いたいという人は、
安田さん=happymothersfactory@gmail.comへ問い合わせを。