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子育てサークル「虹色でんしゃ」で息抜きタイム
友達をつくって、育児をもっと楽しく!

子育て中のママ同士が交流を楽しめる育児サークルは、友達づくりや情報交換の場として心強い存在ですね。昨年11月に長岡京市で誕生した「虹色でんしゃ」も、そんなサークルの一つです。

「大体月1回集まっています。活動内容はいろいろ。ママ同士がおしゃべりすることが一番の目的です」と「虹色でんしゃ」代表ののだめぐみさん。自身も4歳と1歳の男の子のお母さんです。

取材をした4月のイベントは、長岡公園でのお花見。長岡京市や向日市、京都市などから参加した約30組の親子が満開の桜の下、レジャーシートを広げます。子どもたちの年齢は、シートの上ですやすや眠る0歳児から、辺りを元気に走り回る小学生までいろいろ。

まずは参加者の自己紹介からスタートです。

「子どもが騒ぐので、屋内の催しだと気が引けるんですが、今日は外だから喜んで来ました」という人もいれば、「○○スーパーの近くに住んでいます」といったローカルな自己紹介をする人も。その言葉が、近所に住む友達を見つけるきっかけになることもありそう。

「自己紹介は毎回やっています。このサークルは来たいときだけ来る形で、1回だけの参加もOK。だから顔ぶれがそのつど変わるんです」とのださん。毎回同じメンバーだけで活動するのではなく、このような形にしたのは、参加する側の負担を減らしたかったから。乳幼児に付き物の急な病気や発熱などを気にせず、忙しいママたちが息抜きできる場にしたかったと言います。

人と関われる場所に

「私は上の子が1歳になるまでの時期、育児でかなり悩みました」とのださん。理由の一つは孤立感だったと言います。

「長男を妊娠するまでは働いていたので、1日中家で過ごす生活自体が初めてで。ご近所付き合いもない環境で、育児のことで相談できる相手もいなくて…」。悩みを抜け出す契機となったのは、ベビーマッサージのインストラクターの資格を取り、教室を開いたこと。世界が広がり、悩みから解放されたと言います。

「人と関われる場を持つことが大切だと思いました。だから、なるべく定員を設けずに、来たい人がみんな来られる場にしたい」とのださん。

「私の役目は場を仕切ることじゃなく、皆さんの交流の機会をつくること。これからいい季節なので、外へのお出かけをしたいな。気負いすぎずにやっていきます」

次回の活動は5月下旬〜6月初旬、天王寺動物園への遠足を予定。詳細は「虹色でんしゃ」のブログにアップされます。http://nmms.blog.fc2.com/

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