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東日本大震災から1年
復興を願うイベントへ行こう

3月11日に起こった東日本大震災からまもなく1年。京都でも、被災地を応援する気持ちを持ち続けようと、さまざまなイベントが行われます。

ワライナキ

昨年11月、岩手県宮古市で復興支援ライブをするワライナキの2人

関西を中心に活動しながら、東北で復興支援ライブを行っているユニット「ワライナキ」。彼らのファンである西京区在住の女性が、ファン仲間とともに「ワライナキ」のライブを企画しました。

「私は昨年、岩手県沿岸部で被災した知人を訪ね、現地でボランティア活動も行ってきました。関西でいつもと変わらない暮らしをしている私たちが、あの日のことを忘れないために、できることをしたいと思ったんです」と企画者の田畑さん。

ワライナキの歌の魅力は、新しさとともに懐かしさを感じる点とハーモニーの美しさだそう。心が温まるライブになりそうですね!

〈日時〉3月10日(土)午後7時開演(午後6時30分開場)
〈会場〉長岡京市中央生涯学習センター3階メインホール(JR「長岡京」駅すぐ「バンビオ長岡京」1番館内)
〈入場料〉一般1000円、小中学生500円、幼児以下無料
※当日券もあり ※入場料の一部は義援金・支援金に充てられます
〈問い合わせ〉復興支援ワライナキライブ実行委員会=MAIL:wn310kyoto@yahoo.co.jp
TEL:090(9113)5372(田畑さん、電話は午後2時以降より受け付け)

実は、東北地方は知る人ぞ知る“合唱王国”。全国規模の合唱コンテストでは、上位入賞するグループが多いそうです。そんな東北の合唱文化の復興に向けて支援活動を行う社団法人「Harmony for JAPAN」が長岡京市で合唱の催しを開催。

第1部では、復興への祈りを込めて、近畿地方にある15のグループがそれぞれ合唱を披露。震災で大きな痛手を受けた岩手県立高田高等学校合唱部からのメッセージも読まれます。

第2部では、1部に登場したグループ全員で、作曲家・木下牧子さんのオリジナル曲「光はここに」を管弦楽の伴奏とともに合唱します。

公演前には、木下さんや指揮者の本山秀毅さんが、当日参加する合唱団を指導する様子を見学できる「合唱クリニック」もあり。

〈日時〉3月11日(日)午後4時30分開演
※「合唱クリニック」は午前10時~11時30分、午前11時30分~午後1時に開催(入場無料)
〈会場〉長岡京市中央公民館(阪急「長岡天神」駅より徒歩約6分)
〈入場料〉1000円
※チケットはHarmony for JAPANのホームページで購入可。当日券もあり
※入場料の一部は義援金に充てられます
〈問い合わせ〉Harmony for JAPAN 事務局
TEL:080(4232)8762(吉田さん)、http://www.harmonyforjapan.com/

全国各地の郷土人形を展示する「博物館さがの人形の家」では、東北ゆかりの人形を集めた特別展が行われます。

江戸後期、仙台藩で侍の内職として作らせたのが起源といわれる宮城県仙台市に伝わる土でできた堤人形や、現在の福島県郡山市で江戸時代の文化文政期に最盛期を迎えた張り子の三春人形など。長い歴史の中、受け継がれてきた人形たちの表情を見つめつつ、東北の地に思いをはせてみませんか。

〈日時〉3月1日(木)~5月31日(木)午前9時30分~午後5時。火曜休館
※3月4日(日)〜6日(火)、9日(金)・10日(土)は臨時休業
〈会場〉博物館さがの人形の家(JR「嵯峨嵐山」駅より徒歩約15分、京都バス「護法堂弁天前」停より徒歩約3分)
〈入場料〉一般800円、中高生500円、小学生200円
〈問い合わせ〉同館=TEL:075(882)1421、http://www.okatsuji.ac.jp/sagano/

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