「あ〜、今日はどんなメニューにしようかな」。夕飯を作らなきゃというとき、ついこんな言葉が口を突いて出てくる、という人も多いのでは? 今回は、“献立の組み立て方”について、料理のプロに教わりました。毎日のご飯作りのヒントにしてくださいね。
家庭でもメジャーな「ハンバーグ」「サンマの塩焼き」「マーボー豆腐」という和洋中のメイン料理について、読者アンケートでどんな副菜を合わせるかを質問。それで多く寄せられた回答が、上の写真内で紹介しているものです。
洋食の定番・ハンバーグには、ジャガイモ料理を合わせるのが主流。
「食べ盛りの子どもたちは物足りないようです」との声が多く聞かれたのは、旬の味・サンマの塩焼き。そこで肉じゃがや豚肉などを入れたみそ汁など、野菜もプラスしてボリュームを補う工夫がされているようでした。
メイン?副菜?と位置づけも難しいマーボー豆腐は、合わせるものを迷う人も多いよう。ギョーザや焼き魚など、食べ応えあるメニューと組み合わせる人も。
2ページ目では、この3つのメイン料理について、栄養士・栗林喜代子さんのアドバイスと、料理教室講師・赤塚愛さん考案の副菜レシピを紹介します。
みなさんの献立についての悩みは…
特売品などを中心に考えるので、マンネリになりがち
季節によって安い食材は決まってくるもの。“この食材はこの食べ方”と数種類しかレパートリーがないため、マンネリに。逆に、メニューを決めて買い物に行くと材料が品切れだったり。そんなときの応用も難しいもの。
家族の年齢幅があり、みんなの好みがバラバラ
祖父母〜孫の3世代家族ばかりではなく、「夫に合わせると子どもが食べず、子どもに合わせると夫の好みに合わない」という悩みも多く寄せられました。