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新しい季節の幸せを願って 地元の節分まつりへ

2月3日は節分ですね。冬から春に移る「立春」の前日にあたるこの日は、それまでの災いを払って、今年の福を招くための日とされています。2011年の幸せを願って、地元の寺社で行われる節分の行事に出かけてみませんか。


世界遺産で行われる節分会醍醐寺

豆まきには、福を求めて大勢の人が集まります

世界遺産・醍醐寺では、2月3日(木)、同寺のシンボルとも言える五重塔前の清龍殿拝殿で「厄除け節分会」が開催されます。
午後1時からは「大般若転読法要」と参拝者が願いを記した「護摩木(ごまぎ)」(大500円、小300円)を燃やして祈る「大護摩供法要」が。
午後2時からは、福男・福女による豆まきを実施。同寺でつかれたおもちもまざっています。抽選付き福豆は500円。正午から五重塔前広場でぜんざいの無料接待もあります。※福豆・ぜんざいとも先着200人
伏見区醍醐東大路町22(地下鉄「醍醐」駅から徒歩10分)
TEL:075(571)0002


参拝者も一緒に「鬼は外!」藤森神社

スモークもたかれ、雰囲気たっぷり

藤森神社の節分祭は、2月3日(木)午前10時から開始。午前中には神事が行われ、午後6時からは藤森太鼓や雅楽・舞楽の奉納があります。
こちらの見どころは、午後8時からの「追儺式(ついなしき)」。拝殿で暴れる赤鬼・青鬼をみこが豆や弓矢で退治。「鬼は外! 福は内!」と参拝者も一緒に声をあげます。追儺式後には年男が福引付きの豆をまきます。この日限りの厄よけ団子の販売のほか、終日甘酒の無料接待も。別途300円で福豆の授与もあります。
伏見区深草鳥居崎町(JR「藤森」駅から徒歩5分)
TEL:075(641)1045


市長らによる豆まきが有名宇治神社

08年の節分祭の様子

地域の守り神として知られる「宇治神社」。こちらの節分祭は、市長や市議長もかみしもを着て参加する豆まきが名物です。豆まきは2月3日(木)午後1時からの神事終了後に開始。境内には雅楽とともに獅子舞も登場します。
午後1時~4時は、甘酒の無料接待もあります。福豆付き福引は500円。
宇治市宇治山田(京阪「宇治」駅から徒歩5分)
TEL:0774(21)3041


鬼門の邪気を弓矢で払う厳かな儀式城南宮

冬の朝の空気もあいまって、清らかな気持ちになれそう

城南宮では、方よけの神社ならではの神事が行われます。2月3日(木)午前9時から、本殿での節分祭祭典の後、神楽殿で「追儺神事」を実施。鬼門方向の北東と南西の角で弓を射って邪気を払う「弓矢の儀」の後、「豆打ちの儀」として豆がまかれます。神事の参拝者には神職から福豆が手渡されます。
2月1日(火)~3日(木)午前9時~午後4時、福豆の無料授与あり(なくなり次第終了)。
伏見区中鳥羽離宮町(市バス「城南宮東口」停から徒歩3分)
TEL:075(623)0846


伏見稲荷大社

福男と福女、年男と年女、振り袖姿の福娘による豆まきが華やかに行われます。計3回。1回目は2月3日(木)午前9時から本殿での祭典の後。2回目は午前11時30分、3回目は午後1時。
●伏見区深草薮之内町(JR「稲荷」駅下車すぐ、京阪「伏見稲荷」駅から徒歩5分)、TEL:075(641)7331

御香宮神社

2月3日(木)午前8時~午後9時ごろ、正月飾りや古いお札などを焼く「どんと焚き」が実施されます。午後3時~9時は甘酒(200円)や、長生きを祈願する「いのちあめ」(100円)の販売も。
●伏見区御香宮門前町(京阪「伏見桃山」駅、近鉄「桃山御陵前」駅から徒歩5分)、TEL:075(611)0559

岩屋神社

2月3日(木)午後2時からの本殿での神事の後、宮司が的めがけて弓を放つ「奉射祭」が。続く追儺祭では年男・年女が豆をまいて鬼を退治。続いて参拝者にむけての豆まき・もちまきも実施。その後甘酒のふるまいもあり。
●山科区大宅中小路町(JR「山科」駅より京阪バス「岩屋神社前」停下車、東へ徒歩10分)、TEL:075(571)0833

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