本殿にずらっと奉納されているバレーボールにボーリングの球に、サッカーボール…。それもそのはず、ここ「白峯神宮」は“球技上達”のご利益があるという神社なのです。
権禰宜の北村滋如さんによると、「本殿にまつられているのは“試合の神様”。そして、地主社である『精大明神』は、球技上達の神様がまつられています。精大明神は、平安朝の時代から“まりの守護神”として尊崇されていたことから、近年は球技をはじめ、スポーツ全般の守護神として広く知られるようになったんですよ」。
プロスポーツ選手から、地元小学生のクラブチームまで幅広く参拝に訪れるそう。取材時には、愛媛県・西条から修学旅行に来た中学生たちの姿も。聞くと、みんなサッカークラブのメンバーとのことで、熱心にお守りを選んでいましたよ。
なんとも金運に恵まれそうな名前の神社ですが、読み方は“みかね”神社。金銀銅といった金属類全般を守る神で、“資産運用の神”としてもあがめられているそう。金運上昇のご利益があることから、特に年末は宝くじ当選を祈願する人が多いそうですよ。
“金(きん)”にかかわる神だけに、金色のものも目をひきます。金色の鳥居に、金色の鈴緒(すずお)。なんともありがたい気持ちになりますね。
美人の誉れ高い“宗像三女神”がまつられている八坂神社の末社「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」。美徳成就の祈願をする神社で、祇園の舞妓(まいこ)・芸妓や、理容・美容業界の人たちが参拝しているそう。もちろん、「美しくありたい!」という一般の女性や旅行者も多数。美を追求する女心を見守ってくれる神様なんですね。
社殿前には、“神水”がわき出ており、心から美しく磨く「美容水」として人気だとか。