2022年春に開催されたKYOTOGRAPHIE(キョウトグラフィ)、今年も目いっぱいボランティアスタッフで楽しみました。会期中メイン会場の一つになっていた出町柳の枡形商店街には、KYOTOGRAPHIEのパーマネント(常設)スペースとなるカフェ「DELTA(デルタ)」があります。
ギャラリーにもなっている店内
「DELTA」はKYOTOGRAPHIEのイベント終了後も写真に関する作品などを展示されているので、定期的に訪れています。この日も散策途中に立ち寄りました。
会期中、枡形商店街に掲げられていたプリンス・ジャスィさんのフラッグ作品。その時は忙しすぎて観ることがかないませんでしたが、この日はジャスィさんの作品がDELTA店内の黒い壁をカラフルに彩っていて、嬉しくなりました。
過去カタログも中央のテーブルに並べられていて、閲覧できました。
何度も完売になった人気のトートバッグや靴下も、行った日は購入可能でした。
美味しいフードと心地よい音楽
食事のメニューもあるのですが、この日は食事時間ではなかったので、ドリンクメニューを頂きました。そして、連れとマフィンをシェア。
大きな窓の開放的な店内から、商店街を往来する人たちが眺められます。私が好きな70年代洋楽の落ち着いたインストゥルメンタルも流れ、思わず鼻歌を歌ってしまう心地よさ。
そして、このヴィーガンマフィンの美味しかったこと!
卵や牛乳などの動物性食材不使用とお聞きしたけれど、しっとりふわふわ。バナナの甘さにゴロゴロ入った粗刻みナッツの香ばしさが合わさって、甘く優しく美味しいお味。
小さな粒々はポピーシード。ゼロウェイスト(ごみをゼロにすることを目標に、できるだけ廃棄物を減らそうとする活動)の取り組みをされているお店の商品とうかがい、そちらのお店にも行きたくなりました。
商店街に馴染むスタイリッシュな店内
店内を彩るビビッドで幾何学的な椅子とテーブルは、セネガルのデザイナーオスマン・ンバイさんの、ドラム缶やガス管をリサイクル利用した家具。そんな現代的かつスタイリッシュな色彩で溢れる「DELTA」が、昔ながらの商店街の中に、なぜか妙に馴染んでいました。
東洋と西洋、伝統と革新、グルーバルとローカル…2つの異なるものが合わさることで新しいものが生まれるという流れを作る場、色々なものの出合いのスペースとして誕生した「DELTA」は、対極にあると思えるものも受け入れられるような、素敵な空間だなぁとしみじみ思いつつ、美味しいカフェラテで喉を潤したのでした。
DELTA
京都市上京区三栄町62
TEL:075(708)8727
https://delta.kyotographie.jp/cafe/
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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