創業310年!ものづくりの街にかかせない金箔の店

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yuko

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2021年11月19日 

京都の伝統工芸は多くの人の手による分業で成り立っています。私たちが日ごろ目にするのは完成品が多いのですが、素材に目を向けると改めて製造に携わる人々の技術に感動します。今日はそんな伝統工芸を支えるお店に行ってきました。

店内には金箔を使った商品が並んでいます。

地下鉄京都市役所前駅から徒歩すぐ。御幸町御池にある「堀金箔粉(ほりきんはくふん)」です。外から見ると、店内はいつもキラキラと輝いています。ショーウインドーには金箔で包まれた素敵な小物がディスプレイされています。以前友人に紹介されて以来気になっていましたが、今回初めて訪問しました。

純金だけでなく、銀やプラチナの箔も扱っています。

店内はライトに照らされた商品から金色に輝く光があふれ、自然と明るい気持ちになります。創業は江戸時代中期。当時は幕府の許しを得て金箔を扱っていたそうです。今年で創業310年。現在のご当主で10代目だそうです。

「堀金箔粉」では、もともとは工業や工芸用の材料として金箔を製造していたそうですが、現在は食用金箔や、本の表紙や箱、プラスチックなどに金を施す特殊印刷の材料も扱っていらっしゃいます。スイーツや京料理も、金箔を添えると一気に華やかになりますね。

「転写箔」という特殊印刷の材料で紙に金箔を施しています。

金箔というと、伝統工芸品など高価な美術品に施されているイメージがありますが、こんなにかわいらしいものにも。

桐の小箱に純金箔に包まれた金平糖が10粒入っています。季節によって箱の絵柄も変わります。

私が以前友人からプレゼントしてもらったのは、この「あぶらとり紙」です。金箔の製造工程で金を薄くのばす時に使われる極上の和紙でできています。

舞子さんも使っている、あぶら取り紙。京都のお土産にも良さそうです。

今回、私が購入したのは、純金箔が入った「美容液石鹸 ぷるん」です。

風船のようなゴムに包まれた固形石鹸。ぷるぷるとした不思議な触感です。

同封されているネットに入れて泡立てると、しっかりとした濃密な泡が瞬時に立ちました。洗いあがりがしっとりとして、潤いを感じました。何より、金箔入りの石鹸を使っていると気持ちが華やぎます。

私はポチ袋コレクションをしているので、キラキラと輝く「金のポチ袋」も購入しました。袋が立派で使うのが躊躇われそうですが、ここ一番!というときに使いたいと思います。

店内には金箔貼りのサッカーボールや靴のディスプレイもありました。伝統を守りつつ、時代とともに進化し、新しいものに挑戦する京都らしいお店のひとつだと思いました。

堀金箔粉

京都市中京区御池通御幸町東入大文字町356
TEL:075(231)5357
https://www.horikin.co.jp
※営業時間等はHPから確認を

プロフィール

yuko

在住エリア:京都市左京区
メインテーマ:京都の文化(社寺、庭園、伝統工芸、建築)
子育てがひと段落ついた頃から、大好きな英語を生かせる通訳ガイドの仕事を始めました。
近くに住んでいるのに知らなかったことや、何度も訪れているのに気づかなかったことなど、新しい発見にあふれる街。迷子になって楽しい街、京都が大好きです。

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