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かけいぼ診断 ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計の色んな悩みにお答えします

質問

第3子が夏ごろ誕生予定。生活費を優先してしまい、夫は保険に加入していません。子ども3人分の教育費にもアドバイスを。

夫32歳(会社員) 妻30歳(専業主婦) 子1歳・4歳

ご家族が増える喜びの一方で、経済面では不安がいっぱいとのこと。

ご主人の保険は生活に余裕がなく未加入とのことですが、そういう状況のご家庭ほどリスクへの備えを保険でカバーしておくことが大切です。第3子誕生後、ご主人の死亡保障は約3000万円を目安に。残された家族の生活を経済的にサポートする「収入保障保険」でカバーするのもよいでしょう。健康で非喫煙なら、2000円程度で入れるものも。その他、「がん」が心配でしたら「がん保険」も検討を。両方を合わせても、月額4000円ほどに抑えられそうです。さらに、奥さまにも500万円程度の死亡保障があると心丈夫でしょう。保険料は今と同程度に抑えつつ、奥さまの保障も一度点検を。

第3子の教育費は、学資保険ではなく、教育費用口座で「児童手当」を積み立て。一部をいつでも引き出せる「つみたてNISA」などで運用し、時間をかけて殖やすのもあり。3人分の教育資金は、高校まで公立、大学が私立文系でも対応できると思われます。

住宅ローンの負担が大きいようですが、食費や携帯電話代、ご主人の小遣いなどは抑えられており日常の生活費は無駄がありません。ただ、黒字分だけ余裕があるわけではなさそうなので使途不明金のチェックが必須。第3子誕生後は、保険料を含め月々の収入内でやりくり。現在、年間で賞与から15万円を貯蓄。加えて、住宅ローン控除分なども合わせて約45万円が教育費とは別に貯蓄できるようにしましょう。

老後資金は、ご主人が70歳で2000万円が目標。奥さまの就労は、第3子が幼稚園のころには60万円、小学4年生くらいになったら120万円の年収が得られるように頑張ってください。

【回答者】
ファイナンシャルプランナー
薮内 美樹

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