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かけいぼ診断 ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計の色んな悩みにお答えします

質問

結婚1年目。年末に出産予定ですが、貯蓄や今後のやりくりが不安です。2人目やマイホームも検討したいので、アドバイスを。

夫24歳(会社員) 妻24歳(会社員)

新婚家庭の家計簿。挙式や引っ越しなどで貯蓄を取り崩されたようですが、華美にならないスタイルの式を選ばれるなど、堅実な様子が伝わってきます。

奥さまは、まもなく産休・育休へ。お子さまの誕生がとても楽しみですね。支出を見ると、食費や光熱費、通信費など無駄なく抑えることができています。育休中、半年間は休業前賃金の3分の2、それ以降は半分が育児休業給付金として支給されることに。お小遣いを少し抑え、今と同額を継続的に預貯金に回せるよう頑張ってください。

現在は、ご夫婦とも生命保険に未加入のようですが、お子さまの誕生までに必要な保障を確保しておきたいですね。妊娠中の奥さまは保険の加入に制限があるので、まずはご主人の死亡保険と医療保険を検討しましょう。共働きを続けるなら2000万~2500万円の死亡保障を目安に、コストの安い定期保険でカバーできれば安心です。無事出産を終えたら、奥さまも医療保険に加入し、本格的に仕事に復帰をしたら収入に見合った死亡保険に加入しましょう。その上で、ご主人の死亡保障を少し減額すれば無駄がありません。

出産に際しては、健康保険から「出産育児一時金」(42万円)が給付されるので、お産の費用はほぼ賄えそう。しかし、ベビー用品などを購入するために30万円程度の支出も。これによって貯蓄は減りますが、毎月の貯蓄とボーナスの一部を確実にためて、少しずつ将来に備えてください。

マイホームを希望されていますが、若い2人には考える時間がたっぷりあります。収入とライフスタイルがある程度定まってからの購入がお勧め。ご夫婦で力を合わせ、あせらず時間をかけて準備を進めてください。

【回答者】
ファイナンシャルプランナー
八束 和音

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