編む人 ちいさな本から生まれたもの
南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ) ビレッジプレス・1728円
著者や編集者、本作りに関わる9人の〝編む人〟が登場
普段、書店に並ぶ本の始まりには、著者と編集者、出版社がいます。ミニコミやリトルプレスという小冊子になると、個人が著者で編集者であり、出版人である場合も。本書では、フリーライターで編集者でもある南陀楼綾繁さんと9人の書き手や編集者の対談を「個人」「場」「地域」の3テーマで掲載しています。
個人の興味から始めたミニコミ、街の情報誌の編集者、画家が仲間との場所づくりのために作った雑誌。きっかけや動機はさまざまですが、共通しているのは、表現するための媒体としての本や雑誌作りへの情熱です。本の世界だけにとどまらず、これから、表現する人、ものを作る人にも読んでほしい1冊です。
【紹介者】
古書ダンデライオン 中村明裕さん
古書ダンデライオン 中村明裕さん
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