2人目が誕生し、多忙な毎日と拝察します。共働きでゆとりがある家計簿。食費や通信費をスリム化し、しっかりとやりくりができています。
支出の中ではご主人の小遣いがやや高めです。今は、育児休業期間中の奥さまの収入減や育児に関する支出増など状況が変化したところ。1万円のカットを目標にするとよいでしょう。また、生命保険料は最低限に抑えられていますが、出産後は必要な保障額もアップします。共働きで過大な保障はいりませんが、保障内容が今の家計に適しているか、確認してみてください。
家賃が高く、マイホームを検討中とのこと。希望する地域の地価が高いため、今買ってもよいのか悩まれているようですね。今後の物件価格は読みづらく、ベストな購入時期の判断は難しいもの。地価以外の判断材料は、ライフプランが定まっているか、頭金の準備ができているかどうかがポイントです。ご相談者の場合、かなりの貯蓄があり頭金はクリアできています。しかし、出産後の働き方やお子さまの教育コースなどまだ見えていない点も。これらもじっくり検討した上で、購入に踏み切りましょう。
仮にこれまでと同じように共働きを続け、公立を中心とした教育をお考えであれば、月々の住宅費は、返済額に維持管理費を加え、今の家賃に相当する金額が上限。購入後は固定資産税などの費用も必要になりますが、ボーナスが手厚いので将来に向けた貯蓄もできそうです。
教育資金は、小・中学校の受験を考えなければ、大学時で児童手当と学資保険で約700万円を用意することが可能。4年間の学費は確保できるので、2人目のお子さまにも同様の準備を進めましょう。
仕事場や実家に近い地域で、マイホームの購入を検討中。地価が高く、買い時に不安も。教育費など家計管理にアドバイスを。
夫36歳(会社員) 妻32歳(会社員、育児休業中) 子3歳・0歳
【回答者】
ファイナンシャルプランナー
八束 和音
ファイナンシャルプランナー
八束 和音
()