2人目のお子さまが生まれ、「将来のための貯蓄を増やしたい」「習い事もさせたい」とお考えとのこと。子育てが忙しい中、毎日頑張っておられますね。とても堅実にやりくりされた家計簿から、お子さまに対する愛情が伝わってきます。
支出は、食費や水・光熱費などどれも無駄なく抑えられています。また、住宅ローンの返済に無理がないのもグッド。その中で気になるのが、ご主人のお小遣いが少々高い点です。理想は手取りの10%なので、収入の状況が変化したことを踏まえ、1~2割のカットを交渉してみては。
また、保険料も上手に抑えられているのですが、家族構成が変われば必要な保障は変化します。ご主人の死亡保障は、3000万円を目安に、過不足がないかをチェックをしてみましょう。
2人目の出産に伴って奥さまはパートを退職。以前より厳しい家計に。保育所に入所できたものの、お子さまの体調不良で登園できず職探しが難航し、不安を感じておられるようですね。
子どもが小さい間は、何事もなかなか大人の思い通りにいかないものですが、成長するにつれて体調も落ち着いてくることが多いよう。毎月の家計は黒字なので、焦らずにゆったり構えてもよいでしょう。お子さまたちが本当に親を必要とする時期は、あっという間です。今は、ちょっとのんびりとしたペースで、「親子の時間」を楽しんでいただきたいと思います。
奥さまがパートに復帰すると、習い事などに回すお金の余裕が生まれます。しかし、あれもこれもと手を広げず、必要なものだけに絞るよう心掛けてください。お金がかかる大学進学などのためにも、貯蓄は、比較的余裕がある今のうちに増やしておきましょう。
第2子が体調不良で登園できず、職探しが難航。貯蓄、いずれは習い事もさせたいのですが、どうすればいいのでしょうか?
夫37歳(会社員) 妻37歳(主婦) 子0歳・4歳
【回答者】
ファイナンシャルプランナー
八束 和音
ファイナンシャルプランナー
八束 和音
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