国宝の薬師如来像や紅葉で有名な高雄の神護寺ですが、平安時代末には伽藍(がらん)が荒廃。それを嘆いた文覚が朝廷の実力者である後白河法皇に対し、強い態度で神護寺の復興を願い届けたと文書から読み取れます。源氏再興を願った文覚は、源頼朝とも親交があり、神護寺の国宝「伝源頼朝像」が今に伝わるのです。文覚の墓は神護寺の境内にあります。答は【3】。
【出題者】
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
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国宝の薬師如来像や紅葉で有名な高雄の神護寺ですが、平安時代末には伽藍(がらん)が荒廃。それを嘆いた文覚が朝廷の実力者である後白河法皇に対し、強い態度で神護寺の復興を願い届けたと文書から読み取れます。源氏再興を願った文覚は、源頼朝とも親交があり、神護寺の国宝「伝源頼朝像」が今に伝わるのです。文覚の墓は神護寺の境内にあります。答は【3】。
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