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試写室・劇場から

ブリジット・ジョーンズの日記  ダメな私の最後のモテ期

10月29日(土)からTOHOシネマズ二条、T・ジョイ京都ほかで公開

©Universal Pictures

半々の確率に右往左往する愛すべきヒロインの恋模様

2001年に大ヒットした「ブリジット・ジョーンズの日記」の第3作。容姿にコンプレックスを持ちながらも自分らしさを大切にし、大事な場面でドジを踏みつつも明るさを失わず、恋にも仕事にも一生懸命。ブリジットが多くの悩める女性の共感をかちえた理由はいっぱいある。その彼女が、43歳のテレビプロデューサーとしてスクリーンに戻ってきた。

ブリジットの過去を彩った2人の男性のうち、弁護士のマークは他の女性と結婚し、上司だったダニエルは飛行機事故で命を落としたため、彼女は今も独身で、独りぼっちの誕生日を過ごしていた。そんな彼女に大きな転機が! 同僚のミランダに誘われた野外フェスでジャックという男性と出会って一夜を共にし、再会した離婚協議中のマークともベッドインしてしまったのだ。そして後日、彼女は“オメデタ”とあいなるのだが…。

2人の男性の間で揺れるブリジットの姿が、仕事での思わぬピンチも含めて、ユーモアたっぷりに描かれる。堅物で繊細なマークと行動的で陽気なジャック、どちらと一緒になったら彼女は幸せだろうかと、まるで親友のようにやきもきしてしまう。レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー出演。監督は1作目のシャロン・マグワイア。

(ライター 宮田彩未 

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